本作が描くのは報われない恋ではなく、待つことを選んだ愛。生徒と教師という禁断の関係に、近づかないことを選び続けた二人の時間が、誠実に積み重ねられていく。ひよりの純粋さと、天堂の孤独と罪の意識が対照的に描かれ、再会の瞬間にすべてが収束し、大人の読者ほど胸に刺さる短編でした。
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