第二話 姐さんチビ事件!

「うわ…」

思わずリィンの口からもれた言葉

ヤンキー校であることは聞いていたがあまりにボロボロ

それでもとりあえず中に入ることにした。

外見があれなので中もお察しである。

もう何がなんでもここを変えてやると決めたリィン、

そんな4人の前に大柄な男が現れる。

「このチビが主犯格?」

どうやらリィンたちの噂はもう広まっていたようだ。

リィンはその事実に驚くよりも先に

「(チビって言いやがって!)」

そう、リィンの地雷は『チビ』なのである。

140という小柄で舐められるのが嫌いなのだ。

お仕置きとして得意の拘束魔法を披露しようとした時

「姐さんをチビって言うな!」

「そうですよ、姐さんはコンパクトなだけです」

「そうだ!リィンさんは僕らと違って無駄を削っただけです!」

「ゼロ!あんただけ私を庇ってないでしょ!」

リィンの魔法よりも先に3人が動いたようだ。

「あと、すぐに暴力は禁止!」

「こういうのは『話し合い』で解決するの、」

そう言うとリィンはその男の前に立ちはだかり回復魔法で傷を癒してあげると

「家のがごめんなさいね、」

「でも、それとこれとは話が別!」

「初対面の相手に『チビ』だなんて言っていい分けないでしょ!」

リィンの『話し合い』というなの『お説教』が始まった。

そう、リィンのお説教が始まると小一時間は話してくれないのだ。

「分かった?!」

「はい、ごめんなさい…」

リィンに恐怖してか三人に恐怖してかは不明だが転校初日に一人の不良を萎縮させた三人。

「流石です!姐さん!」

「僕達にはできないことを平然とやってのける!」

「かっこいいです!」

「あんたらへの話し合いは終わってないわよ!」

「そこに正座しなさい!」

「はい!」

どこか幸せそうな様子に

学園の生徒も少し引いていた。

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チビって言うな! 学園を追放された140cmの姐さんと、主君を全肯定する3人の問題児 あい @2026you

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