第4話

どこからやり直したらいいのかなど


もう判断のつく段階をとうに越えていた。


大体


自身の限界がどこにあるのか


管に繋がれるまで気づかない女だ。


どこまで遡れば良いのかなど


答えなどそもそもあるわけもない。


誰も答え合わせもしてくれない。


騙して 売って 盗んで 奪って


お腹の子を死なせてしまい


ついに殺しにまで手をかけたと


わたしは思っている。


戻りたい過去などない。


だが


望まなくなった瞬間


人はそれを手にするものだと


わたしは痛いほど実感することになる。

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