第9話
さくら:「はあ。」
今はやっと昼休み。だれかさん達のせいで、今んところ友達なし。
(疲れた…。ゆうと達がいつもご飯食べてるってところでご飯たべよ。)
と、ゆうとに教えられた場所に向かっている時のこと。
いじめっこ①:「ちょっとなんか返事くらいしなさいよ!このメガネ!」
ペッッッシン!!!
なにかを思う前に体が動いていた。そして私の頬は真っ赤。
さくら:「大丈夫?」
あかり:「あ、あ、ありがとう、ございます、」
いじめっこ②:「はあ?何はいってきてんの?私たちはそのブスなぶりっこに用があんの。どいてくんない?」
さくら:「そんなにこの子が気に食わないなら放っておきなよ。少なくとも私だったらあなた達みたいな嫌いな人に時間を割きたくないって思うから。だから、さっさとどっかいってくんない?」
いじめっこ②「いや何言ってんの?私たちが嫌いなら、ここにきた意味は?」
さくら:「この子のことが気になったから。お前らなんて、あ、なんかいたんだくらいにしか思えなかった。」
いじめっこ:「こいつが?」
さくら:「少なくとも、お前らみたいな大人数で一人をいじめるようなクズよりはずううっっと価値があると思うよ?それよりさっさとどっかいってくんない?ご飯食べたい。」
と言うと、ぶつぶつ言いながらいじめっこ達は帰っていった。
さくら:「大丈夫?」
あかね:「だいじょう、ぶです。私なんかのためにありがとうございます。」
さくら:「自分のことそんなふうに言わないであげて。それより私、人待たせてるんだよね。」
あかね:「それってもしかして、熊野兄弟?」
さくら:「え?うんそうだよ?だからどうかした?」
あかね:「いや、あの、私…、熊野兄弟のそらが推しでして…。確か一緒に登校していらっしゃいましたよね?」
さくら:「え?そうなの?そっか〜、そらねえ。多分いると思うから、来る?」
あかね:「いや、恐れ多いです!」
さくら:「大丈夫大丈夫!行こ!」
約束の場所にて。
ゆうと:「もうさくらおそ〜い!で、その子は?」
さくら:「ごめんごめん。あ、そう。この子助けてたら時間経ってた。名前は確か…あかねちゃん?だったよね。」
あかね:「そうです。さくらさんはすごいですね。助けていただきました。」
さくら:「さくらでいいよ〜。私たち友達ね!よろしく!よし!あかねちゃん!食べよ!」
あかね:「よろしくお願いします。私もあかねで大丈夫です。」
さくら:「てか、そらは?」
そら:「ここだよ〜」
角からそらが顔を出してきた。
あかね:「ごめん、さくら、。私を殴って。?」
さくら:「いやなに言ってんのあかね!さっさと食べないとだよ⁉︎」
あかね:「そうですよね!食べましょう!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そしてあっという間に放課後…
さくら:「よし!あかね〜、帰ろ〜!」
あかね:「もしかして、そら様もいらっしゃいますか⁉︎」
さくら:「もちろんいるけど…。そら好きなんでしょ?アタックしなよ〜。」
あかね:「いや喋れたらラッキーくらいなので…、大丈夫です。」
さくら:「もー、いくよ!」
私はあかねの手をひいて歩いた。すると、みんなと約束していた校門あたりには、たくさんの女子が群がり、キャーやらぎゃーやら騒いでいた。
さくら:「え、なにこれ。」
あかね:「そりゃ熊野兄弟がいるんでしょうね。女子がこんなになる理由それしかないと思います。それにしてもなんかいつもより騒いでますね。」
けい:「あ!さくら!」
女子の頭より頭一つくらい背の高いけいが私たちに気づいてこっちにきた。兄達が通ろうとすると、女子は道をあける。私はその道のさきの校門にもう一人私の前の学校の制服をまとった見覚えのある男子がいることに気づいた。その周りには数人の女子。その男は女子に見向きもせず、ただスマホを見ながらイヤホンで何かを聞いている。
(蓮…!)
私は兄達が開けてくれた道を走った。それにあちらも気づいたようで、こちらに無邪気な笑顔をむけてくれた。私はそれの前で立ち止まった。なぜか目頭が熱くなっていた。
蓮:「さくら。おひさ。」
さくら:「なんで、なんで蓮がここにいるの?」
蓮:「ごめんね。ここで話すと長いから、待ってた。」
さくら:「うち、くる?」
蓮はこっちに近寄ってきた。そして手をとって、行くと言った。
ゆうと:「こいつ誰。」
さくら:「蓮は私の幼馴染。前の学校でずっと一緒にいてくれた優しい人。」
そら:「じゃあなんでさくらは泣いちゃってるの?」
さくら:「しつこいよ、。とりあえず、家連れて行くから。」
けい:「わかった。後で話聞く。」
さくら:「行くよ蓮」
蓮:「ねえ、さくらのおにいさんたちもついてきて。すこーし関係あるから。」
さくら:「はあ?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
家の中にて。
さくら:「で?なんで急にいなくなったの?」
ちぐさ:「ごめんねさくら。話についていけないからもうちょっと前から話してくれる?」
さくら:「分かった。まず私とお母さんが家出ていった後のお隣さんがこの蓮。蓮とはすぐに仲良くなって、おまけに学年もクラスも一緒だったからずっと一緒にいた。だけど、お母さんが死ぬ1ヶ月前くらい、中一のだいたい2月に蓮は急にいなくなった。家にもがっこうにも。私は蓮がいなくなって、ひとりぼっちになって、毎日泣く、食べる、寝るだけの生活をしていたら、お母さんが私のことを心配して病院をぬけだして家に来た。そしたら、その時にお母さんが死んじゃったんだ。そして、またもっと孤独になった私はここに引き取られたってわけ。分かった?」
あきら:「蓮って人、お前サイテーだな。」
蓮:「聞いて。これにはあんたらお母さんに頼まれたんだ。」
さくら:「どういうこと?」
蓮:「まず、俺はずっとさくらのことが好きだった。だから、お母さんに相談した。そしたらさくらのお母さん、北海道にいるお父さんにこの手紙を渡してきて。そしたらさくらのことをお願いって言われたから北海道に行ってた。」
さくら:「私が好き?蓮が?」
蓮:「うん。大好きだよ。」
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