第3話 場所決め

はあ、やはり変な口喧嘩がはじまるんじゃないかという予想は的中した。さっき、さらにゆうとが「僕とさくらは双子だから!」とかなんとか言ってからもっとヒートアップした。初日からほんとになんなの⁉︎まあ、昔のこの家の空気よりは、こっちの空気の方がよっぽど好きかな、。よし!ここは心を決めて、


さくら:「ちょっとそろそろやめんかい!」


ゆうと:「お!やっと素がでた!」


さくら:「いやそこじゃねえ!」


(うわ〜、女捨てた瞬間だ〜〜。最悪〜)


あきら:「ふっ、ククク」


ちぐさ:「あ、あきらが笑った〜。あきらが笑うとこ久しぶりにみた〜。」


たくと:「さくら、やっと皮剥がしたか。それにしても素の出し方が…ククククッ」


(いや〜!もう話題変えよ⁉︎)


さくら:「で?どうすんの?」


そら:「どうせ僕らだけじゃ決まんないから、さくらに決めてもらう?」


ゆうと:「さんせーーい!ってことで、さくら!決めてえ?」


さくら:「え、いや別に誰でもいいんだけど、」


けい:「誰でもいい。好きなように決めろ。おめーの意見に反対する奴はいねえ。」


さくら:「う、でも私ほんとに誰でもいいんだよね。」


ゆうと:「もしかしてそれ心の中からそう思ってる⁉︎」


さくら:「いやもちろんそうでしょ。」


(本当にそう。ずっと一緒にいる、いないとか気になんないし、好きなお兄ちゃんランキングとか考えたこともない。)


ちぐさ:「ほんとにさくらちゃんは昔から優しいねえ。じゃあさ、日替わりにしたら?」


ちぐさ意外:「「「「「へ!?」」」」」


けい:「たしかにそれなら平等だしいいじゃねえか。」


ゆうと:「みんな同じ意見?」


「「うん」」「「「ああ」」」


ゆうと:「じゃあ、今日は3段ベットの上の2番目がたくと、上から3番目はそらで、明日は上から2番目はそら、3番目はけいって感じの順番ね!他の人は、自由!」


たくと:「なるほど、兄弟の長男からの順番か。いいぞ。俺が1番最初にさくらの1番近くで寝られるんだもんな。」


ちなみに3段ベットは、入ってまっすぐいったところにあって、2段ベットは両端に2つある、という感じだ。部屋はとても広い。だけどベットも普通の2段ベットや3段ベットより大きいので空いているところは少し小さい。(まあそれでも十分広いが…)きちんと日当たりは良くなっていて、とても綺麗だ。いろんな準備とかしていたら、たくとから、ご飯できたよーっていう声が聞こえてきたので、リビングへむかう。するともうみんなが座っていた。


さくら:「ごめんなさい。遅れてしまいました。って、けっこー豪華じゃありません?」


たくと:「うん!さくらが帰ってきたってことで、お祝いの!よし、じゃあみんなが揃ったことだし、いただきます!」


みんな:「いただきまーす!」

夜ご飯はとてもおいしかった。


そしてあっという間に時間がすぎ、寝る時間になった。


(ああ、明日からは学校がはじまるう、最悪だあ)

などと思いながら布団に入ると、「じゃあ電気消すね〜」という声が聞こえ、電気が消された。後で聞いたんだがこの電気を消すのは、右の2段ベットの1番上の人になっているらしい。明日は学校だ。さてどうなるだろうか。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る