その後

わたしは光さんと白神くんからの手紙を見た。

そこにはこう書いてあった。


陽星さんへ

先日は断ってしまい申し訳ありませんでした。

本当は少し考える時間が欲しかっただけでした。

いつも1人で本を読んでいた。時々、朝原さん(光さん)と一緒に笑っていた。いじめられて泣いていた。怪我した低学年と保健室に一緒に行っていた。

そんな陽星さんが好きです。


今からでもやり直せますか。次は僕から告白します。

付き合ってください。

白神はるひ



どういうこと。

何かのロマンス映画みたいだった。こんなことあるんだ。

わたしのことをこんなに見てくれる人がいるんだ。認めてくれる人がいるんだ。

目の前がぼやけてきた。

泣いてるんだ。うれしくて泣いてるんだ。

こんな幸せなことははじめてだった。諦めなくてよかった。

みんなきっとああやって失敗を繰り返して幸せになるんだ。こんな気持ちになるんだ。



でも白神くんがどこにいるかもわからない。いい、ともだめ、とも言えない。

せっかく向こうから告白してくれたのに。かなしいな。

きっと白神くんもわたしがいい、と言うと思っていなかったんだろうな。

別れる時ってこんな気持ちなのかな。

結局こんな気持ちになるなら告白しなければよかった。





やり直したい

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人生厳選 流星こあ @hananosekai

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