その後
わたしは光さんと白神くんからの手紙を見た。
そこにはこう書いてあった。
陽星さんへ
先日は断ってしまい申し訳ありませんでした。
本当は少し考える時間が欲しかっただけでした。
いつも1人で本を読んでいた。時々、朝原さん(光さん)と一緒に笑っていた。いじめられて泣いていた。怪我した低学年と保健室に一緒に行っていた。
そんな陽星さんが好きです。
今からでもやり直せますか。次は僕から告白します。
付き合ってください。
白神はるひ
え
どういうこと。
何かのロマンス映画みたいだった。こんなことあるんだ。
わたしのことをこんなに見てくれる人がいるんだ。認めてくれる人がいるんだ。
目の前がぼやけてきた。
泣いてるんだ。うれしくて泣いてるんだ。
こんな幸せなことははじめてだった。諦めなくてよかった。
みんなきっとああやって失敗を繰り返して幸せになるんだ。こんな気持ちになるんだ。
でも白神くんがどこにいるかもわからない。いい、ともだめ、とも言えない。
せっかく向こうから告白してくれたのに。かなしいな。
きっと白神くんもわたしがいい、と言うと思っていなかったんだろうな。
別れる時ってこんな気持ちなのかな。
結局こんな気持ちになるなら告白しなければよかった。
やり直したい
人生厳選 流星こあ @hananosekai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。人生厳選の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます