第3話 魔杖アリシア・オルディナリウス


 ──ふわりと、視界の端に青白い光の玉が映った。


「うひゃあっ!?」


 ハルはビクッとして壁まで飛び退る。

 幽霊や魂などの類いは魔法使いにとって常識……ではあるのだが、怖いものは怖いのだ。

 ハルの前には青白い光の玉がふわふわ浮かんでいる。


(これは……たぶん、魔力で作ったもの?)


 解析系の魔法が使えないハルにはそれ以上のことはわからない。

 光はふわふわ移動すると、まるでハルがついてくるのを待つかのように止まってじっとしている。


「……もしかして、ついてこいって言ってる?」


 ハルが一歩近づくと、同じ距離だけ光の玉も進む。

 魔法を使えるモンスターが自分をおびき寄せようとしているんじゃないかとも思ったが、調べた範囲ではそんなモンスターはこのダンジョンにいないはずだ。


 それになんだか、悪いものな気がしないのだ。


 寂しくて、冷たくて、でもどこか優しい光。どの道このダンジョンを探索する手がかりもないし、危険なことに変わりはない。


 結局、ハルはその光について行くことにした。


 光は何度も、ハルがついてくるのを確認するように止まってはまた前進を繰り返す。

 幻想的だが見ようによっては気味の悪い光景。


 けれどハルには何故か、小さな子供が自分をどこかに案内しようとしているような光景に見えて『ちょっと可愛い』だなんて思ってしまっていた。


 どれくらい歩いただろう。光の後についていく道中、ハルはふと脇道に目をやった。


「……あっ!?」


 思わず声を上げた。

 暗い脇道の奥。壁の隙間から、淡く光る植物が生えていた。

 つい自分を案内してくれていた光の玉を放って駆け出す。

 近づいて見ると、その植物はまるで夜空に浮かぶ星のように淡く輝いている。


(本に書いてあった通り! これが霊草リュミエール!)


 メモしていた内容と目の前にある植物の特徴が完全一致。

 さっそく採取しようとしていると光の玉が慌てたようにハルを追いかけてきて、怒ったようにハルの周りをぐるぐる回り始めた。


「ご、ごめん! でもちょっと待って! 先にこの植物を……」


 ──だがその瞬間、ザリッと音がした。


「ん?」


 音のした方を見る。

 ……ハルのすぐそばにあった崩れた瓦礫の影──ハルの死角になっていた暗がりから、のっそりと骸骨が起き上がった。


「……へ?」


 目をぱちくりさせるハル。眼窩に青白い炎を宿した骸骨が、ゆっくりとハルの方を振り向いた。

 目が合う。距離にして五十センチ。


「…………ぎゃああああああああっ!?」


 ハルは悲鳴を上げて、霊草リュミエールを引っこ抜くと脱兎の如く逃げ出した。


 ――スケルトン。白骨死体に雑霊が宿ったアンデッドの一種。


 慌てふためき、元来た道も何もかも忘れ、無我夢中で走り出す。

 背後でカシャ、カシャ、カシャ、カシャと骨が擦れ合う音が響く。走って追いかけてきている。その音が余計に恐怖心を煽る。


 必死に逃げるハルの視界を塞ぐように、さっきまで案内してくれていた青白い光の玉が飛び込んできた。

 まるで『そっちじゃない!』と言わんばかりに、ハルの目の前を慌てたようにぶんぶん飛び回っている。


「わ、わかった! わかったからそこどいてっ!」


 しかし、パニック状態のハルは光の玉の意図を理解する余裕がない。そのまま突っ切ろうと腕を振り回す。

 その直後、バキッ! と足元で鈍い音と嫌な感触がした。


「……え?」


 下を見る。足元の古びた石畳。そこには蜘蛛の巣のような亀裂が広がっていた。

 直後──バキバキッ! と乾いた音を立てて床が崩れ、ハルの身体はあっという間に宙へと放り出された。


「きゃあああああっ!?」


 浮遊感。咄嗟に手を伸ばして何かに掴まろうとしたが、指先はむなしく宙を掴むばかり。

 そのまま暗い地下空間へと落下し、背中に強烈な衝撃が走った。


「あぐっ……!?」


 衝撃で息ができなくなる。ただ幸いにも下は厚く柔らかな苔で覆われていたため、大怪我には至らなかった。


「うぅ……、いたたた……」


 痛む背中を押さえながら上を見る。

 落ちてきた天井の穴はずっと上の方で、とても登れる高さではない。

 ただ不幸中の幸いというやつか、スケルトンもここまでは追って来れないようだ。穴の縁からしばらくハルを見下ろした後、そのままどこかへ消えていった。


 ほっと息をついていると、光の玉がハルのところまで下りてきて『だから言ったのに!』と言わんばかりにぶんぶん上下に動く。


「え、えっと……ごめんなさい?」


 光の玉はしばらくハルの周りをくるくると回ったあと、まるで『仕方ないなぁ』と言っているかのようにまたゆっくりと動き出した。


「……ついて来い、ってことでいいの?」


 恐る恐る尋ねると、光の玉は『そうそう』と頷くように縦に揺れる。

 ハルは痛む腰をさすりながら立ち上がり、光の玉の後を慎重に歩き出した。

 地下空間はさらに暗くて冷たい。魔導灯がなければ自分の足元すらよく見えない。

 そんな中で謎の光に導かれながら、ハルのダンジョン探索は進む。


 どれほど歩いただろうか。

 やがて、ハルと光の玉は行き止まりの壁に辿り着いた。


「……あれ? 行き止まりだよ?」


 戸惑っていると、光の玉がまったく躊躇なく壁の中へと吸い込まれるように消えてしまった。


「ちょ、ちょっと待って!?」


 ここで放り出されたらたまらない。慌ててハルが壁に手を伸ばすと、手が何の感触もなく壁をすり抜けた。


「へ?」


 軽く腕を動かすが何の感触もない。


(これ……幻影魔法か何かかな……?)


 深呼吸。意を決して壁の中へ顔を突っ込んでみる。

 目を開けると、そこには大きな円形の部屋があった。淡い光で満たされていて、壁には何かの魔法陣が刻まれている不思議な雰囲気の部屋。


 そしてその中央には──


「杖……?」


 部屋の中心に一本の杖が突き立てられていた。

 長く白い柄に複雑な紋様が刻まれ、淡く輝いている。


(こんな地下に……?)


 戸惑いつつも、ハルは壁を通り抜けて部屋に入る。

 壁一面には無数の魔法陣。それを見ていると、学んできた座学の知識が頭に浮かんだ。


(これは……隠匿の魔法陣……?)


 特定の空間の存在を隠し、外部からの探知を阻むための術式。

 つまり、この場所は誰かによって意図的に隠されていたということだ。


 そして部屋の中央。そこに、一本の杖が静かに佇んでいる。


 ハルの背丈ほどの長さを持ち、象牙や骨のような光沢を帯びた材質。

 表面には白と黒の紋様が絡み合うように施され、どこか異質な美しさを放っていた。


 魅入られるように、ハルはゆっくりと手を伸ばす。

 指先が杖に触れる。――カチリと、何かが噛み合うような感覚があった。


『適性を確認しました。当機は、あなたをマスターとして指名します』


 機械的な少女の声が頭の中に直接響いた。

 思わずビクッとして手を引く。キョロキョロ周りを見回すが、自分以外には誰もいない。

 ハルはゴクリと唾を飲み込んだ。


「……もしかして、あなたが喋ったの?」

『肯定します』


 問いかけに、杖が一瞬だけ強く光る。

 次の瞬間──ハルの目の前に、銀の髪の女の子が立っていた。


 年の頃はハルと同じか少し下ぐらいだろうか?

 ふわりと広がる銀色の髪はまるで月明かりを編み込んだかのように幻想的で、腰の辺りまで滑らかな曲線を描いている。

 陶器のような白く透き通る肌に、幼さを残しつつも繊細な雰囲気をまとった端正な顔立ち。


 白い肌を包んでいるのはゆったりとした黒を基調としたローブで、布地に細かな魔術文様が織り込まれている。

 どこか儚げで、それでいて神秘的な雰囲気は同性のハルですら思わず見惚れてしまうほどだった。


「きれい……」


 ハルは無意識のうちに小さく呟いていた。少女の蒼い宝石のような眼がハルを映す。


『当機の名称はアリシア。正式名称、魔杖アリシア・オルディナリウス』


 淡々とした声でそう告げる。その言葉にハルは眼を見開いた。


(魔杖……意志を持った、杖……?)


 ハルは必死に記憶を探る。

 意思を持つ魔道具は少数確認されている。だが、それらは全て歴史的遺産や国宝級のアーティファクトだ。


(……私、今とんでもないもの見つけちゃったんじゃ……?)


 心臓がバクバクする。気持ちを落ち着けるために深呼吸して、あらためてアリシアと名乗った少女に向き直る。


「えっと……アリシア……でいいのかな?」

『肯定。当機の呼称として承認します』

「さっき『マスターとして指名する』って言ったけど、それってどういうこと?」

『当機の所有者になって欲しい、ということです』

「所有者って、えっと、アリシアって杖……なんだよね? 要するに魔法使いとしてあなたを使え……ってこと?」

『肯定します。当機の製造目的は『最強の魔法使いを作り出すこと』です。そのために当機は、当機のマスターとなってくれる魔法使いを求めていました』

「最強の魔法使い……」


 そこまで聞いて、ハルはしょぼんと肩を落とした。


「ごめん……それは無理だよ」

『……何故?』

「だって私、魔法が使えないもん……」


 ハルの言葉に、アリシアは小さく首を傾げた。その蒼い瞳がハルの胸元をじっと見つめる。


『……魔力路に重大な問題を確認。では、まずはそちらを処置します』

「え? 処置ってなに──」


 言い終わるよりも早く、不意に伸ばされたアリシアの手がハルの胸の中に沈んだ。

 次の瞬間──


「っっっ!?!?」


 全身を得体の知れない感覚が襲った。

 まるで、血管や神経を直接触られているような妙な感覚。

 内側から体の構造を覗かれているような、強烈な違和感。


『解析完了。続いて処置を開始します』

「な、なに……っ!?」


 身体の内側が灼けるように熱くなる。自分の何かが書き換えられている。


『改変開始。相反する魔力属性を抑制。安定化実行中……成功』


 アリシアの無機質な声が響くと同時に、ハルの体を流れる魔力の感触が一変した。


(……あれ?)


 体の内側で、何かが劇的に変化していく。

 ──これまで、自分に魔力があることはわかっていた。

 検査では魔力があること自体は間違いないと診断され、体内を巡る魔力の流れも感じることはできていた。


 けれど、魔法が使えない。

 ハルはずっと、それを『才能がないからだ』と思い込んでいた。

 だが、今はそもそも根本から違ったんだとはっきり分かる。


(なんか……痺れた手足に、血が巡るようになってきた感覚?)


 生まれつき異常があったせいで違和感に気づけなかったのだ。

 魔力は確かに最初からあった。だがそれが何故か途中で消えてしまっていた。

 今はその魔力が全身をちゃんと巡っているのが感じられる。今までの感覚とは明らかに違う。


『改変完了。これで通常通りの魔法の行使が可能となったはずです』

「え?」


 ハルの身体が震える。


「……魔法が、使えるようになったって、こと?」

『肯定。試行を推奨します』


 その言葉にハルは呆然とする。


 ――魔法が……使える……?


 ――今までどれだけ努力しても、どれだけ苦しんでも使えなかったのに?


 期待と不安が胸を締め付ける。

 手を前に出し、ゆっくりと呼吸を整える。

 何万回も繰り返した魔力制御のイメージ。

 本や教科書で勉強して、何度も何度も試して、それでも一度も成功しなかった。


 ──もし、これでも駄目だったら?


 そんな嫌な想像が頭をよぎる。でも今回は……今回だけはいつもと違う確信があった。

 ハルは意を決して頭の中で魔法陣を描く。震える声で呪文を唱えた。


「光よ」


 魔法使いなら子供でも使える最も簡単な基礎魔法。


 今までどれだけ努力しても決して使えなかった魔法。


 それが──手の中に、淡い光となって現れた。


 小さな小さな光の玉。

 魔力制御が安定しなくて、モヤモヤしたり明るくなったり暗くなったりしている。先生に見せたら間違いなく強烈なダメ出しを喰らう出来映えだ


 だけど、ハルにとってそれは生まれて初めての『魔法』だった。


「……ぁ……」


 言葉が詰まる。

 涙が滲む。

 ずっと、ずっと欲しかったもの。

 何度も諦めそうになったもの。

 それが今、目の前に、自分の手に確かに存在している。


『魔法の発動を確認。魔力路、正常に稼働ちゅ――?』

「う……う……うわああああああああん!!!!」


 突然の大泣きに、アリシアの身体がビクッとした。

 泣き崩れるハル。突然のことにアリシアは戸惑ったように沈黙する。


『あ、あの……?』

「うわあああああん!!! ひっく……ひっく……うわあああああああああん!!!」


 泣きながらハルは目の前のアリシアに抱きつこうとして、すり抜けて勢いよく床に転んだ。


『この身体には物理干渉ができませんが……』

「ぐす……ひっく……ありがどおおおおおお!!!」


 床に転がりながら、ハルは号泣しつつ叫ぶ。


「ほんっどおおおに!! ありがどおおおお!!!」

『えっと……当機のマスターになっていただけるのでしょうか……?』

「なるうううう!! ならぜでえええええ!! うわああああああああん!!」


 全力で泣きながら全力で感謝するハル。

 そんなハルを見つめながら、アリシアは少々困惑していた。


 †


 十分以上泣き続け、ハルは涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔を袖で拭う。


(……めちゃくちゃ泣いちゃった……)


 ちょっと恥ずかしい。

 出会ったばかりの……おそらくは年下の女の子の前であんなに泣き喚いて感謝して涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしている自分を思い浮かべて顔が熱くなる。


『……マスター、もう大丈夫でしょうか?』


 アリシアが尋ねてくる。


「あ……うん。ごめんね? ちょっと取り乱して……」

『問題ありません。マスターのお役に立てたなら何よりです』

「あ、と、そうか。私、あなたのマスターになったのか」

『肯定。……何か問題でも?』

「いや、ホントに私でいいのかなって。……いや本当に大丈夫? 私、さっきようやく魔法を使えるようになったばかりのへっぽこだよ?」

『そのようなことを心配する必要はありません。マスターとなった以上、当機はあなたを最強の魔法使いにしてみせます』

「そ、そう? ……っと?」


 話していると不意に目眩を感じて、その場にぺたんと座り込んだ。

 アリシアの目がハルの状態を見透かすように僅かに細められる。


『魔力路に改変を加えた影響でしょう。しばらくの休憩を推奨します』

「わ、わかった。……えっとさ、結局何が起きたのか聞いてもいい?」

『承知しました』


 アリシアは淡々とした口調で説明を始めた。


『結論から言うとマスターは光と闇、二つの魔力属性を持っています』

「……え?」


 魔法使いは生まれつき魔力属性というものが決まっていて、その属性に合わせた魔法を伸ばしていくのが一般的。


 その中で稀に、二つの属性を持つ魔法使いもいる……というところまではハルも勉強した知識で知っていた。


 だが光と闇……正反対の属性を持つ魔法使いというのは本の中でも聞いたことがない。


『二属性持ち自体が稀な存在ですが、マスターのように相反する属性を持つ者は極めて希少です』

「そ、そんなに珍しいの?」

『肯定。通常、二つの属性を持っていてもそれらは相互に補完し合う関係であることがほとんどです。光と闇という完全に正反対の属性を持つケースは、世界的に見ても数件しか報告されていません』


 淡々と言って、アリシアは説明を続ける。


『マスターの光と闇の魔力は互いに干渉し、結果として体内で魔力を打ち消し合っていました。マスターが言っていた『魔法を使えない』というのはこれが原因です』


 ハルは言葉を失った。けれど説明されれば納得いく。

 誰も気づけなかったのも、世界で数件レベルの珍しい異常なら気づけなくても仕方ないだろう。


「じゃあ、アリシアが私にした……なんか身体の中がぐわーってなるやつは?」

『当機の機能の一つは魔力路の改変及び最適化です。マスターの体内で光と闇の魔力が混じり合わないよう魔力路を改変し、適切に分離しました』

「……改変?」


 ハルは自分の身体に視線を落とす。見た目は何も変わらない。

 でも確かに、魔力が全身の隅々まで行き渡っているのを感じる。


「すごい……」


 胸が高鳴っている。

 魔法を使えるようになるために一縷の望みを託してやってきたダンジョン。

 けれど結果は遙か上、魔法を使えるようになった上に『最強の魔法使いを作り出す』なんて言うなんか凄そうなアリシアと出会えた。


『私の魔法使いとしての運命はここから始まるんだ!』と、まるで物語の主人公にでもなったような高揚感でハルは頬を染める。


「えっと! それじゃあらためて!」


 立ち上がってアリシアに向き直る。


「私の名前はハル。ハル・フェルシアス。これからよろしくね、アリシア!」

『承認。よろしくお願いします。ではさっそくですが、マスター』


 アリシアは控えめに挙手するように手を上げた。


『生存のため、当機を持って五秒以内にそこの瓦礫の陰に飛び込んでください』

「……へ?」


 突然の指示に、ハルの思考が一瞬停止する。


『五……四……』

「え、え? 何? どういうこと?」

『三……二……』


 アリシアの表情は一切変わらない。冗談を言っている様子ではない。

 それに何か……猛烈に嫌な予感がする。


 ハルは無意識にアリシアの背後――自分が入ってきた通路の方見た。

 入ってくる時は壁の幻影で部屋が隠されていたが、どうやら部屋の中からは普通に通路に見えるようになっているみたいだ。


 そして……その通路を完全に埋め尽くすような、巨大な火炎が迫っていた。


「えっ、えっ、ちょっ──」

『一』

「──きゃあああああ!!?」


 ハルは杖を掴むと瓦礫の陰に飛び込んだ。

 直後、熱風が背中を舐める。さっきまでハルが立っていた場所が炎に包まれる。


「熱っ!? 髪ちょっと焦げた!? いったい何事!?」


 混乱しながら瓦礫の影から顔を覗かせると、通路の奥に白い影が見えた。


「……何あれ……?」

『緊急事態発生。戦闘準備を推奨』


 アリシアはまったく動じることなく、淡々と言い放つ。


『マスター、初陣です』

「……はぁぁぁ!?」


 ハルの魔法使いとしての第一歩は、とんでもなく命懸けのものになるのだった。


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落ちこぼれ頑張り少女は魔杖と出会う ~魔法を使えない女の子がクーデレな魔法の杖(女の子)を拾って魔法学校の頂点を目指すお話~ 岩柄イズカ @iwatsuka

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