幼年編

家族

この世界に来てなんやかんやで一年がたった。

ここの言語も少しずつ覚えてきた。やっぱ若いと物覚えがすごいいいから助かるな。

「ほら、パパだぞ〜」

「ママよ〜」

ふぅここらでいっちょ甘えとくか

「ぱ〜ぱ、ま〜ま」

「きゃ〜!!!愛してるわよアルバート!!」

こんな感じで甘甘である。初めて名前呼んだ時とかもっと酷かったからなぁ。2人とも泣きながら喜んで3時間くらいずっと離してくれなかったからな。「やっぱ可愛いわぁ。ねえキレート」

「そりゃあ、君の子供だからね。可愛いに決まってるさ」父の名前はキレート、母の名前は確かカミラというらしい。

「エリーも可愛いと思わない?」

「…うん」

俺には姉がいるらしい。名はエリオネッタ確かいま3歳だっけ。生まれてきた弟に絶賛嫉妬中である。まあ3歳だからね、仕方ないことだよな。

可哀想だしお姉ちゃんにも甘えといてあげようかな「エ…えりー」「「「!!!!!!」」」

「今私のこと呼んだ!お父さんお母さん呼んだよ今!!」

「アルバートぉぉぉぉ」

うわ!お父さん泣き出したんだけど…、!?お母さんも泣いてる… それを尻目に姉はずっと俺のことツンツンしてるし まあ正直嬉しいから笑顔を振りまいてしまう。

「むふふ〜」

お姉ちゃんも喜んでるみたいで良かったよ

この世界に来て分かったことがいくつかある。まずこの世界には剣や魔法の世界である可能性が高い。というのもこの前父が怪我して帰ってきたことがある。それを母が不思議な力を使って治していた。うん…きたコレ!最ッッッ高かよこの世界。男が一度は憧れる世界じゃないか!よし決めた俺は剣を極めよう!薩摩示現流みたいにバッサバッサ薙ぎ倒したい!そうと決まれば早く歩けるようにならないとな。今はハイハイが限界だからせめて掴まり立ちはできるように練習しよ。そういえば漏れてたの忘れてたわ。うん、よし

「エエエエエエエ〜」

「お、お母さん泣いちゃった。どうしよう」

ごめんね君のせいじゃないんだよ

「おしめ変えなきゃかしらね」

歩けるようになったら真っ先にトイレできるようになろ

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異世界に転生したので怨嗟渦巻くこの世界で楽しようと思います @yone-kura

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