笑ってる自分と、息をする自分。

@Butano

第1話 笑ってる自分と、息をする自分。

学校の朝霧(あさぎり)日陽里(ひより)、は笑っていた。

そんな、日陽里は、学校が終わった帰り道で家までの道のりを帰りながら、

「アァ…疲れたなぁ…1日ってこんな長かったけ……」

と少し呟いた


おかしいなぁ…なんでこんなに1日は長く感じるんだ…。前までは一瞬のように感じてたのに。

前…前かぁ、中学3年生までの話−−−−

小学校と、中学高とで、周りからみたら、the!!陽キャ!学校最高!!みたいな私だったが、メリハリは元々持ってはいたので結構簡単に信頼を獲得して、スクールカースト的なのもがあったら、圧倒的一軍、と言っても過言ではない存在にいた。

自分で思ってても恥ずかしい。


だったが、中学3年の[ある事件]があってから、周りの視線が痛く、気になるようになった。

[ある事件]については、、、あんまり考えたくない。

無かったことにしたい。

[ある事件]の事は学校のみんなはなにも無かったかのように接してくれるが、自分ではずっと根に持っている。

その事件があってから、暗い事を考えるようになり、人に敏感になって、社会の事とか、自分の事とか、色々と考えるようになった。

症状だけで言うと、『思春期』に近いのかな、、多分…いつしか、家では、色々と考える『暗い自分』が出来て、学校では暗い自分を出すわけにはいかないから、必然的に『明るい自分』ができ始めた。

そして、中学3年生の陽キャ時代から約1年経って、高校1年生。私の通っている学校は中高一貫だから、クラスはほとんど変わらない。

正直今は、中高一貫にした事を後悔してる。

前…は、友達と、(え!?中高一貫だってさー!!すごーい!!私達ここ行けば中学校生活も!高校生活もずっと一緒じゃ〜ん!!)

みたいな軽いノリだった。

本当に後悔してる。

中学だけだったら[あの事件]があっても、高校で逃げる事だって可能だったのに…

なんやかんや考え事をしていたら自分の家に着いた


家に帰って、色々と日常活動が終わり、部屋のベットで寝る時にやる事は勿論一つしかない。お一人様限定の反省会だ。

理由は簡単、今日の学校の事しかない

今日友達に大丈夫だったか??

あの言葉は刺さってないか、?

迷惑になってないか…?

とか色々と言いたいことが沢山沢山。

これをほぼ毎日繰り返して1日を終了させてる。

私は特に納得した訳でもなく、少し心に残りながらも、最後には、睡眠をする。


翌朝、目を覚まし、まだ完全に開いてない目を開けたり閉めたりしながらベットの上から降りて、立つと、なぜか人がいた。

その人は薄くでしか見えないがあぐらをかいて、右肘を右膝に置き、右手の拳を自分の頬に置いている状態は見えた。

なぜだろう。どこから来たんだろう。

少し考える。

あれ…?少し私に似てないか…? 

そこで目がいつもの調子に戻った。

そのに居たのは−−−−

『私』だった。


「え!!?!?!?」


私はめちゃめちゃ驚きながら声を出して後ろに転んだ。

その『私』はなぜか顔はニヤついていた。

なんで…?どうして…?いや…?私…?え?

と転んだ痛みは感じないぐらい考えていた

『私』は見下ろす笑いではなく。友人と話すような笑いで、

「よっ!!よく眠れた〜?!!なーんか昨日の夜は色々と考え事をしていたようだけど、やっぱり女の子!早寝!早起き!それが一番じゃんか!!」

と、あぐらの状態でにっこにっこの状態で話してきた。

「は、はぁ…」

何を言っているんだろう…と言う気持ちで返事をした。

そう言えば思い出した

「あ!!学校!!!」

「なーーに言ってんだい!!!今日はおやすみだぜぇ!!?」

もう一人の私が指摘する。

あれ…?そうだっけ、?今日休みだったけ…?自分のスマホを見る。本当だ。今日は休みの日だった。

あんまり曜日とか、考えなかったから、昨日が何曜日か忘れてた。

『私』が話しだした

「じゃあ!おやすみって事で!!『私』について話そうかな〜〜!」

「ちょっっっと待って!!!!色々とやる事があるから、その後でも大丈夫……?」

「おっけー!!」

私は部屋から出て、洗面所へ行き顔を洗い、

歯を磨き、いつも朝ご飯を食べている場所へ行き朝ご飯食べて、また歯を磨く。

そして部屋に戻ってくる。


「よし。話を聞こうか……、」

覚悟はできた。

「よぉぉし!!まずな。『私』についてなんだが!!−−−−」

意味がわからない。陽キャ特有の長くてよくわからない話だった。

つまり、簡単に言うと、

『私』は、本当に「私」で、

『私』は実は私が呼んだ存在らしい。

自分が「陽キャ」に、戻りたい。と心の何処かで思っていたからかな、

そして

『私』は空想の存在だから。私以外には見えないし、声も聞こえない。

もう一つ、大事な事を教えられた

「ちな!『私』の身体半分以上お前に入ったら〜一旦陰キャの自分は『こっち』に出てきて本体は陽キャの、自分の性格になるって事よ!!」


身体の…?中に…?入る…?

訳が分からない


『私』は、不敵な笑みを浮かべながらこっちへと近づきながら。

「まぁまぁ、やったらわかるよぉん!」

ハグをするようにこっちへと跳んできた

「うわっっ!!!」

私はさっき『私』が居た場所にいた。

ハグするように跳んできて、そのまま私がすり抜けた。けど、なぜか私がすり抜けてる…?なんで、?

さっき私がいた場所には『私』がいた。

「よーすよすよすよーす!変身成功!」

え……?私の前に私がいる。そんな構図だからあんまり実感はない。

『私』は言う。

「鏡、みてごらん」

言われた通りに部屋にある、鏡の前に立ってみる。

なぜだろうか。私がいない…見えない、

さっき、洗面所で顔を洗ったりした時は、見えてた…のに、?

え…?

私の後ろに『私』が来た。『私』が鏡には映った。

「え、?」

「これで信じてくれたかな〜半分以上身体を入ると本体を交代できる。多分これがルール。君のが寝てる時に何回か試したんだ〜」

え…?ちょ、なにしてんの?

ま、まぁ…もういいや…なんか慣れた…

なにしてんの?とかを問わずにそのまま

『私』に一番大事な質問した

「なぁ…一つ聞かせてくれ。『私』は[私]には害はないよな??私の「陰キャ」部分を消して、乗っ取ろうとしてるのか、?」

私と『私』は向いながら話した。

『私』は笑いながら

「んーw特にないよ〜wこれは本当!言っとくけど、君が作った空想の私だからね害はない。完全に証明できるよ〜」

ほっとした。なぜだか、凄く信頼があった。

自分だからか、もしくは、私がちょろいだけなのか。

どちらにせよ安心した。

そんな安心した時に自分のスマホに通知が来た。

地獄のアプリ<TODAY>(トゥ↓デイ)だった。

1日1回以上。何処かのタイミングで写真付き投稿をするアプリ。

陽キャ時代に鬼のように友人とハマったが、暗い自分になってから、抵抗を覚えるようになった。

でも投稿してないと友人に「あれ?ひよちゃん昨日投稿してないじゃん!」など怪しまれる。だから。めちゃくちゃ頑張って1日1回、投稿してる。

はっ!私に天才的なアイデアが思いついた。


「ねぇ。『私』ちゃん。本当に害がないのなら…、これ…してくれないかなぁ、なんて、、、」


『私』にTODAYの画面を開いたスマホを見せつける。

『私』は笑って喜び


「おっけぇ!!任せろ!、」

この。奇妙な生活が、始まる。

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