第10話 お出迎え①

颯太と陽太が慌てて、乃愛の部屋に入ってくる。

「乃愛様!旦那様からの伝言だ!」

「今日の夕方にペットを飼いに行くそうです!」

「え?うそ?!やったぁー!!」

乃愛がぴょんぴょん飛び跳ねる。

「そーいえば、別荘は出来たの?」

「ああ、隣にできてるぞ。」

「え?隣にはお隣さんが住んでた気がするけど…」

「お隣さんに土地を売ってもらったそうだ。」

「だから工事してたのね!」

「楽しみだな!」

「そうですね!」

「うん!」


夕方。

乃愛の部屋に乃愛の父が入ってくる。

「おまたせ、あともうちょっとで出発するから、準備しといてくれ。」

「はい。お父様。」

乃愛の父が部屋から出ていく。そのあとすぐに陽太と颯太が部屋に入ってくる。

「わたくしたちもついていきますので、ご安心ください。」

「で、でも…クラスメイトとかに見られたら…」

「心配しないでいいぞ。行くところは、高級ペットショップだそうだ」

「そんなとこあるの?!でも、それなら安心だね!」


乃愛は出発する支度をする。

乃愛の父が部屋に入ってくる。

「乃愛、支度は出来たか?」

「はい、出来ました。お父様。」

「楽しみか?」

「はい、とても楽しみです!」

「陽太と颯太も支度ができたそうだ。行くぞ。」


乃愛たちは高級車に乗る。乃愛と颯太と陽太が同じ車で、乃愛の父と乃愛の父の付き添いの人が同じ車に乗った。

「ちょっ、陽太、近い!」

「誰かに取られるかもしれませんので。」

「確かにな。」

颯太が乃愛との距離を詰める。

「颯太も近いよ。」

「颯太、乃愛様から離れてください。」

「やだね!」


しばらくして、高級ペットショップについた。

乃愛が入り口に入って最初に目が合ったのは、サモエドの白色の毛の子だった。

「この子ほしいな…」

乃愛はサモエドを見ながらつぶやいた。

「そのサモエドは、優秀な血統をお持ちですので、平均のお値段よりも高いですよ。」

ペットショップの定員さんが言う。

乃愛の父が近づいてくる。

「その子が欲しいのか?飼うか?」

「うん!飼いたい!」

「そうか。じゃあ、この子を出迎えよう。他にも飼いたいペットはいるか?」

「鳥も飼いたいな…」

「じゃあこの子はどうだ?」

乃愛の父は、一匹のスミレコンゴウインコを見ながら言った。

「違う。その子じゃなくてこのが良い…」

乃愛は隣のスミレコンゴウインコを見つめながら言った。

「その子がいいか?じゃあその子もお出迎えしよう。」


「にゃあー」

一匹に白いペルシャ猫が乃愛に近づいてきた。

「お父様!この子も欲しい!」

「そうか、そうか。そのペルシャ猫でいいんだな?他にも飼いたいものはあるか?」

「いいえ。もうないわ。」

「本当にいいのか?」

「はい。この子たちを大切にしていきたいもの。」

「わかった。」


乃愛の父は会計を済まして、高級車の中へと入る。

ペットたちは動物用のキャリーケースにいれられ、お世話係に別の高級車へと運ばれていく。


次についたのは高級ペット用品ショップだった。

乃愛たちは高級車から降り、高級ペット用品ショップの中へと入る。

「ここで好きなペット用品を買いなさい。」

「ありがとうございます。お父様!」

乃愛はたっぷりペット用品を買って帰った。

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