第3話 迷宮入り

 清水里帆という名前の女性会社員が、自宅マンションにて首を絞められて殺害された。

 交際相手の鈴木直人すずきなおとがメールや電話にでないことを不審に思い、彼女の部屋に行った。

 そこで鈴木直人は首を絞められて、殺害されている清水里帆が発見されたのだ。


 捜査一課の早川は鑑識からとある報告を受ける。

 清水里帆の首についた指紋がある人物のものと一致したというのだ。

 これは重大な手がかりではないかと鑑識の報告書を早川は読む。

 そして早川は頭を抱えた。

 その指紋の持ち主は二十年前に亡くなっていたからだ。

 その人物は凶悪犯により、誘拐殺害されていた。しかも遺体はバラバラにされ空き地に埋められた。

 その空き地には今はマンションが建てられている。

 マンション開発の際、遺体が発見されたのだ。

 遺体は何故か両の手以外はくちはてて、見る影もなかった。逆にその手は今にも動き出しそうなほど綺麗だったという。

 その被害者の名は沖田美優紀といった。


 

 事件は迷宮入りした。



終わり

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手だけの女幽霊との恋 白鷺雨月 @sirasagiugethu

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