響
みぃ
瞬(またたき)
朝の光のように降り注ぐ恵み
すべての細胞が きらきらと瞬き始める
昨日の影は 透明な露となって消え
新しい息吹が この世界をひたひたと満たしていく
やさしく、開く
固く閉ざしていた心の鍵を
そっと ゆるめてみる
内側からあふれだす 小さな愛の芽
それは ひだまりを求める花のように
ためらいながらも 静かに光を仰ぐ
こころ優しく
世界をそっと見つめる時
道端の草花も 震える子猫も
ただそこに在るだけで いとおしい
これまでの失敗も 未熟さも
すべてを抱きしめる 凪の海のような静けさ
ああ その温かさが
ゆっくりと 胸の奥を打つ
深く、深く
波紋のように 響きつづけている
響 みぃ @miwa-masa
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