第2話 静かな軋み

「や……ってしまった〜……。」


掴まれた手、頭の上に乗せられた手、その温かさが忘れられないままの慧は、その日はほとんど寝られなかった。眠い目を擦りながら、栄養ドリンクを出掛け前に一気に飲み干して「よし……」と気合を入れて玄関を出る。


「……昨日のことは、ひとまず、考えない……。仕事、集中しないと〜……。」


独り言を小さく零しながら、電車を降りて会社に向かう。意気込んだ出鼻を挫くように、会社前で私用のスマートフォンが鳴っているのに気が付いて、電話を受けた。


『久しぶり。俺、今日そっちの近くで仕事あるんだけど、終わったら飯行かない?』

「えぇ〜……急だなぁ……。まぁ……うん、大丈夫だと思うよ。」

『よっしゃ、じゃあ終わったらそっちの会社行くから、待ってて!』


新藤遙しんどう はるかと表示された通話終了の画面をじっと見て、気分転換くらいにはなるかな……と思いながら慧はオフィスのデスクで淡々と業務を始めた。


昨日の夜、オフィスのこの場所で真宮郁斗と触れ合ったこと、その熱のことは頭の中から排除して、仕事にだけ集中する。あっという間に定時を過ぎた頃には、『今、会社着いたよ』と短い連絡を受け取り、慧は立ち上がってさっと帰り支度を始める。


「あれ、課長、今日は早いですね。」

「あ……はい、ちょっと用事があって。お先に失礼します。」


残業が当たり前の日々が板に付きすぎて、部下に珍しがられながら、頭を下げてオフィスのドアへ向かう。そこで郁斗とすれ違った慧は、言葉も無しに軽く会釈して、そのまま会社を出ていった。


「あ、真宮さん。新藤課長に用事ですか?」

「……あぁ。」

「なんだか用事があるって、珍しく早く上がってましたよ〜。」


郁斗は、慧のデスクとドアにそれぞれ視線を向ける。


「え?!あ……今同僚から連絡来たんですけど、新藤課長、会社の前で背の高いイケメンと待ち合わせしてたって。」

「え、新藤課長もしかして、もしかして〜?!」

「でも、デートって感じの雰囲気なかったけど……。」


法務部の社員たちが噂話にざわめき出した頃には、郁斗はその場をすっと離れていた。


一方その頃、オフィスでそんな話になっているとは露知らず慧は、会社の前でビジネスバッグを片手に、爽やかな笑顔で手を振るスーツの男性の元に、苦笑いを浮かべながら近寄る。


「久しぶり、元気だった?」

「……ホントに、急すぎるよ遙〜……。」

「まぁまぁ、いいじゃん。ほら、行こ。」


遙は迷うことなく慧の荷物を持って、横に並んで夜の繁華街へ足を向けた。そんな光景を、遠くから郁斗が見ていたことなど慧が知る由もなく。


「課長になってからどうなの?やっぱ忙しい?」

「まぁね〜……」

「相変わらず残業ばっかしてんの?」

「まぁ〜……時々?」


適当に入った居酒屋で、慧は生ビールを片手に、目の前の遙のいつも通りの態度に苦笑いを零した。お酒のせいか、あるいは久しぶりに会ったからか、いつも以上に饒舌な遙――ひとつ下の弟――は、こういう時は決まって同じ事を言う。


「姉ちゃん、彼氏出来た?」

「……居ないよ〜?」

「何?……今の微妙な間は。」

「何でもないって〜。いい加減、お姉ちゃんの事じゃなくて遙は遙自身のこと考えなよ〜……。」

「ま……とりあえずフリーってことなんだ。……じゃあさ、やっぱり……。」

「会わないよ。」


遙の言葉を穏やかに、それでもはっきりと遮る慧に、遙は一瞬姉の決意にたじろぐ。けれど遙も引き下がることはなかった。


「……何でだよ?遼太りょうたさんは今でもずっと姉ちゃんのこと……!」

「私は、そうじゃないし、遼太のこと……そういう風には見られないから。」

「……勿体ねーよ!遼太さんなら姉ちゃんがこれ以上苦労しなくて済むだろ?!」


慧はジョッキに残った生ビールを一気に飲み干す。少し温くなったビールは、喉に中途半端な余韻を残して流れ込む。ジョッキをそっとテーブルに置いて、少しだけ遼太という大学時代の同級生の顔を思い浮かべては、慧ははっきりと遙を見据える。


「苦労なんて、してないよ。……好きで……やってるんだよ、仕事。」

「……けど、転職したって……疲れてんじゃん。目の隈ひでぇし。」

「そ……それは、ちょっと……あの……たまたま、昨日寝付けなくて……っ。」

「……やっぱ、なんかあったろ、姉ちゃん。」


朝化粧で目立たないように隠した目の隈を指摘されて、急に昨日の夜の出来事が慧の脳裏を過る。寝付けなかったのは仕事のせいなんかじゃない、オフィスを出るときにすれ違った郁斗の顔は、どこか寂しそうだった気がする……と不意に考えてしまった慧は「……生!もう一杯飲む。」と考えを振り切るように声を上げた。同時に、遙のどこか確信めいたジトッとした視線が慧に刺さる。


「……ホント、姉ちゃんって強がりばっかだ。……で?姉ちゃんが今頭に浮かべてる男って、姉ちゃんのことちゃんと分かってんの?」


遙の中の慧という姉に対する複雑な感情をぐっと飲み込んで、努めて冷静な声色で、それでも隠しきれないため息混じりに頬杖をつく。


「だ……だからそんなの、ないから〜……。」

「俺に嘘ついて誤魔化せると思ってるんなら、そっちの方がショックなんだけど。」


『嘘つきだな、慧』ーー

昨日郁斗から放たれた言葉と、その言葉に滲んだ温度を不意に慧は思い出す。適当に、何か言葉を返さないと、と思えば思うほど、返す言葉を失う。


「……そんなんだから、心配なんだって。姉ちゃん、流されやすいし。」

「なっ……は、遙にそこまで言われる筋合い……!」

「ある。絶対ある。姉ちゃん、ろくな恋愛しねーもん。だから遼太さんなら安心だって思ってんのに。」

「もう〜……遼太のことはいいでしょ……。」

「で、どんな男なの。」


慧が遙の顔をちらと伺うと、聞くまで帰さない、くらいの圧力を放っていた。こうなった遙がしつこいのは、経験上、慧はよく知っている。


「……会社の……先輩?」

「……それで?」

「それで……って……え〜。……気付いたら、いる……っていうか……。」

「何それ、引っ張ってくれる系?」

「え……んー……どちらかというと……隣にいる……感じ……?」

「……その人のこと、好きなの?姉ちゃん。」

「えっ?!あ……いや〜……?」


慧が曖昧な笑顔を浮かべれば、遙は盛大に溜息を零す。不出来な姉を無言で叱責する態度は、父親か母親にでもなったかのようだ。


「……俺は、どーせまた、上手く行かないと思うけどね。」

「酷い言い方するなぁ〜……遙は……。」

「それくらい心配してんだよ……ッ!」

「……はいはい、解った解った。でも、本当にそういうのじゃないから、ね?」


それからは話題を変えて、大手企業に勤める遙が、最近大きな仕事を任されているという話や、弟や妹の家族の話を色々と、相槌を打ちながら慧が聞く。気がつけばテーブル上の飲み物と食べ物はすっかり無くなっていて、時計に視線を落とせばいい時間だ。


「そろそろお開きにしよっか。」

「え〜……俺もう少し姉ちゃんと飲んでたいんだけど……。」

「も〜……飲み過ぎだから。これ以上飲んだら、帰れなくなるでしょ。」


慧は店員に声を掛け、遙に渡されそうになった伝票を奪うように受け取って、サッとクレジットカードで会計を終える。


「俺、払うし。」

「いいよ〜、弟なんだからお姉ちゃんに甘えなさい〜。」

「でも誘ったの俺だから!」

「はいはい、気持ちだけ受け取るから、ね。」


頭1つ以上は背の高い遙の手を引きながら店を出る。どこからともなく「あの2人、姉弟?!」という知らない人の声が慧の耳に入ったが、弟じゃなければこんな距離感で男性と接することなんてないよねぇ〜……と溜息でも吐きたい気持ちを抑えて、外でタクシーを拾って乗り込む。


「姉ちゃん、今日家寄っていきなよ。」

「行かないよ〜。」

「えー……飲み直そうって〜。」


普段は長男らしく毅然と振る舞っているのに、お酒を飲むと昔の甘えん坊のままだね、と言えば「そんなことはない!」と強く否定してくるであろう言葉を飲み込んで、慧はふふっと笑った。


明るい街から次第に住宅街へタクシーが進む頃、肩に寄りかかるように遙は寝てしまっていて、慧はその頭をそっと撫でる。


「っ……。」


不意に昨日の出来事を思い出して、ふと伸びてしまった手を引っ込めた。遙の事が可愛くて、憎まれ口ばかりだけど愛おしくて、そんな気持ちが頭を撫でるという行動に現れた時、慧は考えざるを得なかった。


――あの時、先輩……どんな気持ちで……?


窓から外を眺めると、住宅街のまばらな灯りが目に入る。静かなエンジン音と、遙の寝息だけが聞こえるその場所で、「慧。」とあの人に名前を呼ばれた気がした。


「お客さん、着きましたよ。」

「〜〜っ、は、はい、ありがとうございます……!」


運転手の言葉に慌ててお金を払い、遙を叩き起こし、半ば引きずるようにタクシーから降ろす。「ん〜……もう着いた……?」と寝ぼけた目でよろよろ歩く遙を支えながら、マンションの前で別れようとしたその瞬間だ。


「……新藤くん?」

「えっ……?」


慧が先にその声に振り返ると、怪訝な顔をした綺麗な女性が上下スウェットのラフな格好で立っていた。


「あ……あの……新藤くんの……彼女、さん……?」

「ち……違います!!姉です!!」

「え………えぇ?!お姉さん?!?!」


その女性の声に意識が覚醒したのか、遙は「は?!」と姿勢を正す。先ほどまでの甘えた態度や、いつもより柔らかい声は、急に余所行きの声色に戻る。


「っ……杏花さん?!?!」

「新藤くんが家の前で、綺麗な女性に迷惑掛けてるから何事かと思ったら……噂のお姉さんかぁ……。」

「あの〜……遙の、知り合いの方……ですか?」

「あ、職場の先輩で。江波杏花えなみ きょうかです。」


ニッと快活な笑顔を浮かべた杏花は、コンビニの小さなビニール袋を持つ反対の手を差し出す。慧は少し躊躇いながら、その手を握り返した。


「遙の姉の……新藤慧です〜……。」

「新藤くんから聞いてはいたけど、美人なお姉さんだねぇ……。」

「杏花さん!あの……!」

「うん、目が覚めたなら新藤くんは、お姉さんに迷惑ばっかかけてないで早く家に帰りなよ〜。」


杏花は遙の背中を押しながら、マンションの共有玄関の向こう側へ押し込む。ポカンとしながら慧はその光景を見ていると、杏花は振り返って慧の目の前に立った。


「お姉さん、少し時間あります?」

「え?……あ、はい……。」

「じゃ、行きましょ。」


杏花はマンションの敷地の隣にある公園に足を向けて、半歩後ろを慧はついて行く。公園と言えば、郁斗に連れて行かれたあの日を思い起こした慧は、首を横に振って杏花の座ったベンチの隣に腰掛ける。


「お姉さん、飲める口?」

「……まぁ、そこそこは。」

「一人で飲むつもりだったけど、よかったらどーぞ。」

「……いただきます。」


杏花は缶ビールを差し出し、2人は同時にプルトップを開ける。プシュッと炭酸の抜けた音が、場の緊張感を和らげた。「じゃ、乾杯。」と杏花向けられる缶ビールに、慧はおずおずと低い位置で同じ缶ビールを当てる。2人は同時にビールを喉に流し込む。


「ぷはぁ……金曜日のビールって本当に最高〜!!あ、お姉さんってどこに勤めてる人?」

「あ!……こんな形で、すみません。」


慧は慌てて鞄の中から名刺を取り出してそれを渡す。片手で受け取った杏花はじっと眺めてから、「え……すご、法務部で課長さん……?この会社も知ってる知ってる〜」と感嘆の声を漏らした。


「新藤くんのお姉さんってことは、そんなに年も行ってないよね?こんなに若くて綺麗で仕事も出来る!……いいなぁ、そんな人、近くにいたらな……。」

「……江波さん〜……?」

「あ、ごめんごめん、うちはやっぱり男性社員の力強いからさ、そういうロールモデルも少なくて。普段は私も男扱いで仕事振られるのに、飲み会とかそういう場だけ女扱いっていうの?そういう空気感、な〜んか納得いかなくて。女性でも出世してバリバリ活躍してる!って人がいてくれたら、一緒に頑張れるのにって思ってさ。」

「あ〜……なんだか、解るような……。私も、課長なんてやらせてもらってますけど、他の管理職は男性ばかりで……。この年で結婚もしてないから〜……。」


2人は目を見合わせて、堰を切ったように笑い合う。夜遅い公園の空気も、どこか暖かく感じるほど、2人は互いの仕事の話で盛り上がった。互いに職場も職種も違うのに、社会で戦っているという共通点は、いつしか慧の固かった敬語もなくし、名前で呼び合うようになる。


「そっか〜、慧ちゃんは新藤くんと年子なんだ。あ、私は31歳ね。学年1個上かな。」

「……そういえば……遙って、職場だとどんな感じ……?結構性格キツいから、大丈夫かなぁ〜……と思って。」

「……あぁ〜、確かにキツいっていうか、ストイック?だよね。ずっとキリッとしてさ、どこで息抜いてるのかなって。仕事は出来るし、礼儀正しいし、飲み会だって最後まで皆の面倒見て上司の戯言とお酌に付き合って……あんなの息詰まんないのかな〜って思ってたよ、だから、意外だった。」

「意外?」

「新藤くんって本当に"弟"だったんだ、って。あんなに甘えた顔の新藤くん、あれは貴重だよ。」

「……ふふ、可愛いとこ、あるんだよ〜。」

「確かに、あれはギャップありすぎ。」


「あの姿晒したら、世のお姉様属性は絶対放っておかないね」と杏花が笑うので、慧はじっとその横顔を見つめる。その視線に気が付いた杏花は、斜め上の真っ暗な空を見上げて「まぁ、目が離せないのは……事実。」と指で頬を掻きながら口元を緩めた。


「あー!でも、勘違いしないで!別に、どうにかなりたいわけじゃないからさ。」

「……どうして?」

「んー……新藤くん自体が仕事しか見てない感じだし、邪魔する気はないし、今の距離感が心地良いっていうか。女として見られてるより、職場の先輩って見られてたほうが私らしいっていうかさ。」

「距離感かぁ〜……なんか、解るなぁ……。」

「へぇ?……なんかあった?」

「……ずっと、職場の先輩だと思ってた人。……でも、もしかしたら……その人は私を後輩じゃなくて……女性として、見てたのかなぁ〜……って。そう思うと、解らなくなっちゃって。」


慧の胸の内に、あの日の『勘違いはしてろ、責任はとる』という郁斗の言葉が蘇る。温くなったビールの缶に視線を落として、指でそっとなぞった。


「慧は、好き、って思うのが怖いんだね。」

「……そうなのかなぁ〜……。」

「その顔、新藤くんが見たら発狂しそうだ。」

「え〜……?」

「出会ったばかりの私が言うのもアレだけど、女の子の顔してるよ、慧。お姉さん大好きな新藤くんからしたら、そりゃあ心配にもなる。」

「……職場でも、そんな感じなんだ、遙って。」

「ま、それはある意味、モテ男究極のガードだよ。踏み込もうなんて……思えない。だからさ、踏み込んだ慧の先輩も……色々考えた結果かもよ。慧は新藤くんと似てるから。」

「え〜……似てるかな……?」

「無意識にどっか、ガードしてるとこ。」


杏花は缶ビールを飲み干して、ケースも何も着けていないスマートフォンを取り出す。


「連絡先、教えてよ。……今度はちゃんと飲みに行きたい。お洒落してさ、ワインの美味しいお店とか、どう?」

「……うん、楽しみにしてる。」


杏花と、奇妙な出会い方をした慧は少し軽くなった気持ちでその日は帰路についた。杏花からのシンプルな『よろしく』のメッセージの温度感が心地よくて、その日は久しぶりにぐっすりと寝ることもできた。……単純に寝不足に疲労、アルコールのせいだったのかもしれないと慧が痛感したのは、翌日の土曜日に起きたのはほぼ夕方、何もできなかった土曜日を繰り返すかのように、日曜日も似たような一日を過ごしてしまったからだ。


週明けには、『飲み行くの、金曜日でもいい?』と杏花から連絡を受け取った慧は、その週末を楽しみに仕事を進めていた。そんな週の水曜日、いつも通り出勤して、仕事をしていた慧が、ルーティンのコーヒーブレイクを取るために給湯室に向かったところには郁斗が居て、先にコーヒーを淹れていた。あの夜以来、顔を合わせていなかった気不味さを思い出した慧は、手元のマグカップを持つ手に少し力を入れる。


「あ……お疲れさま、です。」

「……あぁ、お疲れ。」


ぎこちなく震える声を悟られないように、さっといつも通りコーヒーを淹れ始める。コーヒーメーカーだけがコポコポと音を立てている空間で、慧は横目で隣に立つ郁斗を見ると、不意に目が合った。


「……慧。」

「は……はいっ。」

「先週末、会社の前で待ち合わせてたのって……彼氏か?」

「……え?見てたんですか?」


慧の言葉はあまりにもあっさりとしていて、郁斗はそれ以上追求する気にならなかったのか、「……いや、詮索して悪かった。」と言葉とコーヒーの残り香だけを残して給湯室から去っていく。


「……え、先輩……?」


いつもならもっと軽い言葉が返ってくるはずなのに、拍子抜けした慧は去っていくその背中から目が離せない。胸の中にチクリと刺さった棘の意味も、何もかも理解ができていなかった。

郁斗の残したコーヒーの香りが、妙に空気を冷たくする。慧は淹れたてのコーヒーに視線を落とした。


「……何で。」


その言葉は、一人の給湯室で静かに空気を震わせる。

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2026年1月17日 21:00

その距離、業務外 燈耶 真 @shin_toya

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