第5話
花瓶は落ちて割れる!と思ったその瞬間。鈴の音は響き、風が教室を駆け抜けた。一瞬の出来事だった。
花瓶は空中に静止し、ゆっくりと地面に着地した。
いまのは何?とザワザワするクラスメイトに、鈴はまた髪飾りを揺らした。
・・・チリンチリン。
「鈴ちゃん。本当に君はいったい・・・」
「えっへん!鈴ちゃんはスーパーミラクル手品師でもあるのです!」
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