第2話

「・・・え?それは・・・どういう?」

からかわれているのか?と栞は思ったが、目の前の女子が冗談を言っているようには見えない。

「おいおい栞~。いきなり可愛い子ちゃん独り占めとはやるな~。」

ヒューヒューと茶化すクラスメイトたちに鈴が目をやると、空気が変わった。


髪留めの小さい鈴がチリンチリン・・・と小さく鳴った。


「お熱いこと、で・・・。まあ、そんなこともあるよな・・・。」

クラスメイトたちは鈴の音を聞くや否や、騒ぎは静かになった。


何が起きたのか、困惑する栞。

「えー、それじゃ天羽くんは一番奥の席を用意したので、そこの席に座るよう、に・・・」


鈴が担任の先生に目を合わせると、またもや小さい鈴の音が、チリンチリンと鳴った。


「・・・するように・・・するつもりだったが、栞、コイツの隣が天羽くんの席だ・・・。」


!!!

目を丸くして驚く栞。

「天羽さん!君は、いったい・・・?」

「鈴ちゃんって呼んで!お婿さん!だってわたし、神さまだもの。」


・・・神・・・えっ?

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