顧問の強引な誘いで入部した文芸部は、読書とは程遠い怒号が飛び交う「地獄」だった。重度の男嫌いやプロテインを愛飲する先輩など、個性豊かすぎる部員たちの騒々しい日常が描かれる。静かな読書を求める主人公が、内気な少女との本を通じた交流や、天然な部長に翻弄されながらも居場所を見出していく姿がコミカル。はみ出し者たちが集う部室での賑やかな人間模様が最大の見どころだ。賑やかなキャラクターの掛け合いが好きな読者。「学園の掃き溜め」的な部活動の設定を好む読者におすすめできる。
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