教室内での席の割り振りによるカースト感という、実際にその場にいるような配置による圧力には圧倒されます。
主人公たちは一軍ではなく、二軍としての日々を過ごす。それは学校での中心ではない。でも確かに、僕たちだけの時間。
ちょっとしたすれ違いからの仲違い。離れた距離は遠いけど、でもお互いを見ていたんだ。
歩み寄った先で、また好きな作家の話ができる。その瞬間、彼ははにかんでいたんだろう。得意気に、目を輝かせていたんだろう。
フィルムには残らない、日常過ぎる青春。思い出に残るその瞬間こそ、彼らだけのものなんだ。