スクールカーストの二軍として生きる主人公、秋斗(勉強が苦手)の高校生活の日常が描かれています。
読みやすい文章とわかりやすい描写で最終話までスラスラと読めました。
スクールカースト、一軍・二軍、モブ、陽キャ・陰キャ……それらの言葉がなかった時代に私は学生だったので、今の学生さんはそんな言葉で昔よりも明確に区別されたり陰口を言われたり自虐したり……大変だな、と思います。
この物語では席替えで近くになった二軍の明石(秀才)、植木さん(本好き)との微笑ましい友情が見られます。
しかし、喧嘩別れした友人の悠飛(毒舌)との過去が明らかになると、秋斗の後悔や諦めといった葛藤が垣間見られ……。
どのように悠飛との関係が修復されるのか必読です!
作者様は中学三年生とのこと。
リアリティがあり、学生らしい素直な感情に好感が持てました。
特にエピローグの秋斗くんの語りがとても良かったです。
今まさに学生の方もかつて学生だった方も是非、こちらの作品を読んでみてください。
そして、ご自身の友情や青春への想いを巡らせてください!
【レビューコンテスト応募】