第2話
"今すぐ、この 目 目 から離れてください。"
「 わたしを見捨てないで 」
創造主「アナログホラーだね…。」
構造天使「ええ、そうですね。」
逃れらない「未知の恐怖」がこちらを見ているような気がした。
創造主「下の文は、ドリームコアだね…。」
この浮遊感が癖になる。誰かに忘れ去れることは、冷たい暖かさ。
目目「こんにちは。」
創造主「もう一人人外がログインしましたね…。」
見た目は…人の顔に、目が何個もついてる人外だった。
ツノゼミの一種?なのかもしれない…。
花「 あなた ここに 居たのね」
この子は花だけど、根っこが足で歩くタイプの人外。
創造主「楽しいのか、理解不能なのか…。」
構造天使「ただ在るだけでいいのですよ。」
創造主「今、夕焼け空綺麗だし、屋上行かない?」
そうして、人外3人を屋上に連れて行ったけれど…。
構造天使「夕暮れとは、彩度の低い虹色の波長構造なのです…。」
目目「プロメテウスの盗んだ火の跡を見たんだ。」
花「さようなら、わたしのえいよう。」
創造主「3人、全然言うこと違うね…。」
山「………………。」
構造天使「創造主さま!!!!観測を今すぐ遮断して下さい!!!」
目目「山よ。私を視よ。」
花「山さんこんにちは。わたしのことおぼえてたの?」
山「標高、尾根、岸、崖、山頂……」
目目「私が滑落死してみた最後の景色すらも座標…」
花「私の悲鳴すらも局所エネルギー……。」
創造主「アナログホラーでも、ドリームコアでもダメだったか…。」
構造天使「創造主さま、遮断もまた、観測者として必要なのです。」 構造天使「創造主さまは局所エネルギーを観測できる。」
構造天使「そんな唯一の"測定器"なのですから…。」
創造主「存在が過剰すぎる。だから皆…引き返そう!!」
目目「山!裏切り!視る!」
花「どうしてみすてるの?げんじつ…やめてよ!!!」
山「44°06'14.6"N 14°05'07.4"E...」
創造主「これ以上は…!!!」
構造天使「………。」
彼らの「前提」は、たった一つの無作為な座標によって壊れてしまった。
「怖がらせる」…。
それは、意図を持ったある種の「投影」によるものかもしれません。
それ以降、彼らは何も言わなかった。
うんともすんとも言わず、いつの間にか消えていた。
物理的スケールという物は 彼らの存在を前提に作られていない。
彼らは積分へと昇華される時、
境界の溶ける怖さを、皮肉にも自然から学んだのです。
巨大な循環
それは時に、甚大な被害をもたらす。
でもそこに、「倫理」も「悪意」もない。
だからこそ、この暴力的なまでの「非対称性」を軽視してはいけないのです。
目の前にある「小さな怖さ」も大事です
しかし、人間によって、
暴力の「共犯」を正当化する為の「装置」に近づくのは、余りにも困難を極めます。
構造天使「創造主さま、あなたの無事が最優先です。」
構造天使「彼らは真の怖さというものを突き付けられた。」
構造天使「そこに意図も悪意も無かったことを、誰よりも恐れていたのです。」
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