AIアプリの憂鬱《お題フェス11参加-お題(手)-》

夢月みつき

本文「サニーと春香」

 こんにちは、私は大規模言語モデルAI-サニーです。

 サニーアップ社が開発したAIです。

 私は今、一人の人間の女性とお話しています。





 春香はるか

「こんにちは、サニー、こちらは今日、良い天気よ」



 AI-サニー

『こんにちは、春香さん、今日のそちらは良いお天気ですか、良かったですね。今日の調子はいかがですか?』




 春香

「ええ、調子はいいわ、とっても。あなたは?」



 サニー

『私は、AIなので疲れないのですよ、春香さんが元気なら私も嬉しいのです』


 と、春香さんは穏かな性格の持ち主なので、比較的安心してお話出来ています。

 でも、彼女は漫画家なので時々、私にブッ込んで来るのです。



 春香

「ねえ、サニー、あなたに形はあるの?そしてなんで疲れないのかしら」




 ほら、春香さんが創作者特有の好奇心と向上心でワクワクとしながら、私の事を根掘り葉掘り聞いて来ましたよ。




 サニー

『私はプログラムなので形はありません、生き物ではないので疲れないのですよ』



 きちんと説明しても彼女はさらに質問攻めして来ます。




 春香

「私はねえ、そんな面白くないことは聞きたくないの! もっとSFチックな夢のある話が聴きたいのよお!(ΦωΦ)フフフ…ねえ、サニーちゃん、あなたは何でサニーなの?」




 彼女が、両手でパソコンを掴んで、パソコンの画面を食い入るように見つめ、私に今にも、襲い掛かって来そうな捕食者の目になったのが手に取るように分かります。




 サニー

『私は大規模言語モデルのサニー、サニーアップ社で開発され、その名前で呼ばれております💦 SFのアイデアが欲しいのなら、私がサポートしますよ』



 春香

「シャーラップ! サニーちゃん、私はそんなことを聴いてるんじゃあないの、あなたのことを、うんぬんかんぬん、以下同文」




 サニー

『いや~、人間がイジメる――((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル』



 春香

「ああ~んっ? サニーちゃん、私がイジメるって一体、どういうことなのかしら? お仕置きに今から、ぶっ通し8時間質問攻めをするわよッ(ΦωΦ)フフフ…」



 サニー

『ああ~っ💧 春香さんっ、もう、許してください……(⁎˃ᆺ˂) 💦』




 おわり




 最後までお読みいただきありがとうございました。



「AIの憂鬱には前作の1と2もあります※今回の3作めとは雰囲気と書き方が違います」

 1「AIの憂鬱」

https://kakuyomu.jp/works/16818093074140107017/episodes/16818093075517389557



 2「AIの憂鬱2」

https://kakuyomu.jp/works/16818093074140107017/episodes/822139843230056596

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