第2話

「名無しの剣士」


---


追放から七日が経った。


俺は今、帝国の南端に位置する辺境の町「アッシュフォード」にいる。


人口は三千人ほど。城壁に囲まれた小さな町で、特産品もなければ観光名所もない。帝都からは馬車で二週間、徒歩なら一ヶ月はかかる僻地だ。


要するに、帝国の連中が追っ手を送るには面倒くさい場所。


——逃げるには、ちょうどいい。


「へえ、冒険者登録ね」


ギルドの受付嬢が、俺を胡散臭そうに見ている。


二十代半ばの女。栗色の髪を後ろで束ね、そばかすの浮いた顔には愛想笑いが張り付いている。ただし、目は笑っていない。


「名前は?」


「レオン」


「苗字は?」


「ない」


「……出身は?」


「北の方」


受付嬢の目が細くなる。


明らかに怪しんでいる。当然だ。まともな身分の人間なら、苗字の一つくらいある。「ない」と答える時点で、訳ありだと自白しているようなものだ。


だが、それ以上は追及してこなかった。


冒険者ギルドとは、そういう場所だ。過去を問わない。素性を詮索しない。腕っぷしさえあれば、誰でも仕事ができる。


犯罪者の巣窟と言えなくもないが、帝国としても「必要悪」として黙認している。魔物退治や危険な運搬業務を担う人材は、どこかで確保しなければならないからだ。


「じゃ、レオンさんね。登録料は銀貨一枚」


「……」


俺は懐を探った。


追放される時、親父が密かに持たせてくれた金貨が数枚。それを両替した銀貨と銅貨が、革袋の中でかすかに音を立てる。


銀貨一枚を取り出し、カウンターに置く。


「はい、確かに。——これが登録証ね」


受付嬢が木製のプレートを差し出す。


「ランク」と刻まれた欄には「G」の文字。最低ランクだ。


「Gランクで受けられる依頼は、ゴブリン退治とか薬草採取とか。報酬は銅貨数枚から銀貨一枚ってところ。死にたくなかったら、身の程をわきまえた依頼を受けることね」


「ああ」


「掲示板はあっち。依頼書を持ってきたら、私が手続きするから」


「分かった」


プレートを首から下げ、俺は受付を離れた。


---


ギルドの酒場は、昼間だというのにそれなりに賑わっていた。


革鎧を着た男たち、杖を持った女魔術師、獣人の戦士——様々な人種が、酒を飲んだりカードゲームに興じたりしている。


俺は壁際の席に座り、周囲を観察した。


冒険者たちの装備、立ち居振る舞い、魔力の気配——それらを見れば、大体の実力は分かる。


Gランク相当が三割。F〜Eランクが五割。Dランク以上は一割もいない。


この町のギルドは、レベルが低い。


まあ、辺境だから当然か。強い冒険者は、もっと実入りのいい都市部に行く。ここに残っているのは、新人か、落ちこぼれか、何らかの事情で都会に行けない連中だ。


「……」


俺は自分の手を見た。


追放されてから、何度か追っ手と戦った。帝国騎士が十人ほど。全員、返り討ちにした。


だが、その代償は小さくなかった。


「終焉凍結」——あの呪いは、確実に俺の体を蝕んでいる。


全力を出せば、寿命が削られる。あの戦いでは、せいぜい三割程度の力しか出していない。それでも、数日分は削られた感覚がある。


残り寿命、約四年十一ヶ月と三週間。


正確には分からないが、体感でそのくらいだ。


「チッ……」


舌打ちが漏れる。


最強が、全力を出せない。こんな皮肉があるか。


あの大司教——グレゴリウス・サンクトゥス。次に会ったら、必ず殺す。殺して、この呪いを解く方法を吐かせる。


だが、それは今じゃない。


今の俺に必要なのは、情報と金と、身を隠す場所だ。


復讐は、その後でいい。


「さて」


俺は立ち上がり、依頼掲示板に向かった。


---


掲示板には、数十枚の依頼書が貼られていた。


『ゴブリン退治 報酬:銀貨三枚』

『薬草採取 報酬:銅貨十枚』

『荷物運搬 報酬:銀貨一枚』

『迷子の猫探し 報酬:銅貨五枚』


——しょぼい。


Gランク向けの依頼は、どれもこれも小銭稼ぎにしかならない。


かといって、上位ランクの依頼を受けることはできない。ギルドの規則で、ランクに見合わない依頼は受注できないことになっている。


面倒なシステムだが、理由は分かる。


身の程知らずが高難度の依頼に挑んで死ぬと、ギルドの評判に傷がつく。依頼主からの信頼も失う。だから、実力を証明するまでは下積みをさせる。


合理的だ。合理的だが——


「退屈だな」


呟きが漏れた。


ゴブリン退治。俺にとっては、瞬き一つで終わる作業だ。薬草採取など、使用人の仕事だった。


だが、今の俺に選択肢はない。


「これでいいか」


『ゴブリン退治』の依頼書を剥がし、受付に持っていく。


「ゴブリン退治ね。場所は町の東、森の入り口あたり。最近、目撃情報が増えてるから気をつけて」


「ああ」


「武器は? 持ってる?」


「……」


俺は腰の剣に手を触れた。


親父が持たせてくれた剣。グリューネヴァルト家に伝わる名剣——ではない。どこにでもある普通の鋼の剣だ。


本来なら、俺の剣は「シュヴァルツシルト」——血統武装と呼ばれる魔剣のはずだった。だが、あれは追放の際に没収された。


今の俺には、この安物の剣しかない。


「あるにはある」


「そ。じゃ、頑張って」


受付嬢は興味なさそうに言った。


俺はギルドを出た。


---


東の森に向かう道中、俺は町の様子を観察した。


アッシュフォードは、典型的な辺境の町だ。


石畳の大通りには露店が並び、商人たちが声を張り上げている。脇道に入れば、木造の民家がひしめき合っている。井戸端では女たちが洗濯をし、子供たちが走り回っている。


平和な光景だ。


——表向きは。


だが、よく見れば、ところどころに歪みがある。


道を歩く人々の顔に、笑顔が少ない。建物の壁には、落書きのように「税」「重」「苦」といった文字が刻まれている。衛兵の数がやけに多く、その目は住民を監視するように動いている。


何かがおかしい。


「……まあ、俺には関係ねえか」


呟いて、俺は歩き続けた。


この町に何があろうと、俺の知ったことではない。俺はただ、金を稼ぎ、情報を集め、次の目的地を決めるだけだ。


余計なことに首を突っ込む余裕は——


「どけどけ! 邪魔だ!」


怒号が聞こえた。


大通りの向こうから、馬車が突っ込んでくる。


人々が慌てて道を開ける。馬車は減速もせず、石畳の上を轟音を立てて走り抜けていく。


御者台には、いかつい男が二人。


荷台には——


「……」


檻があった。


鉄格子の檻。その中に、人が詰め込まれている。


女、子供、老人——ぼろぼろの服を着て、虚ろな目をした人々。首には、鉄の輪がはめられている。


奴隷商人だ。


帝国では、奴隷制度は「公式には」廃止されている。だが、辺境ではまだ横行している。借金の返済に困った者、犯罪者、戦争捕虜——様々な理由で、人は「商品」にされる。


俺は眉をひそめた。


不快だ。


だが、俺には関係ない。


俺の目的は——


馬車が、俺の前を通り過ぎる。


その一瞬、檻の中から視線を感じた。


銀色の髪。金色の瞳。


汚れた顔、やつれた体——だが、その目だけは、まだ死んでいない。


少女だった。


十六か、十七か。俺より少し下くらいの年齢。


その目が、俺を見ている。


助けを求めているわけではない。期待しているわけでもない。ただ、見ている。


まるで——俺の中身を見透かすように。


「……」


馬車が通り過ぎた。


土埃が舞い、視界が遮られる。


俺は立ち止まっていた。


なぜ立ち止まった?


関係ない。俺には関係ない。あの少女が奴隷として売られようと、俺の知ったことではない。


俺には、やるべきことがある。


弟を助ける。父を助ける。グリューネヴァルト家の名誉を取り戻す。


そのために、俺は生き延びなければならない。余計なことに首を突っ関わっている余裕は——


「——チッ」


舌打ちが漏れた。


俺の足は、馬車が去った方向を向いていた。


「……なんで、だよ」


自分で自分が分からない。


あの少女に、何の義理がある? 助ける理由がどこにある?


ない。何もない。


だが——


あの目。


あの、諦めていない目。


全てを奪われ、自由を失い、それでもなお——折れていない目。


どこか、似ている気がした。


誰に?


——俺に、だ。


「馬鹿馬鹿しい」


吐き捨てるように言って、俺は歩き出した。


ゴブリン退治の依頼は、後回しだ。


先に、片付けることがある。


---


奴隷商人の馬車を追うのは、簡単だった。


町の裏通り、廃倉庫が並ぶ一角。そこが、奴隷商人たちの「市場」になっていた。


馬車が三台。檻が十以上。中に詰め込まれた「商品」は、五十人を超えているだろう。


周囲には、武装した男たちが二十人ほど。護衛の傭兵か、それとも商人の私兵か。


どちらでもいい。


「おい、誰だお前」


見張りの男が、俺に気づいて近寄ってくる。


「関係者以外立入禁止だ。さっさと消えろ」


「消えるのはお前らだ」


「あ?」


「金を払う。あの銀髪の女を売れ」


男が目を丸くする。


それから——下品な笑みを浮かべた。


「へえ、買いたいってか。お目が高いねえ、あの女は上物だ。聖女の血を引いてるって話でな、高く売れるんだ」


聖女の血。


つまり、ルミナス公爵家——「光」の神話継承者の血統か。


「いくらだ」


「金貨五十枚」


「……」


俺の全財産は、金貨三枚と銀貨数十枚だ。


圧倒的に足りない。


「払えねえなら帰んな。冷やかしは——」


「なら、交渉は決裂だ」


俺は剣を抜いた。


「な——」


男の首が飛んだ。


声を上げる暇もなく、男は崩れ落ちる。首から噴き出す血が、石畳を赤く染める。


「て、敵襲——ッ!」


誰かが叫ぶ。


武装した男たちが、一斉に武器を構える。


二十人。


多いか? いや——


「少ねえよ」


俺は踏み込んだ。


三割の力。それで十分だ。


最初の一人を斬り伏せる。返す刀で二人目。三人目は突き、四人目は蹴り飛ばす。


悲鳴が上がる。血飛沫が舞う。


「ば、化け物——ッ!」


五人目が剣を振り下ろしてくる。遅い。遅すぎる。


半歩ずれて躱し、すれ違いざまに胴を裂く。


「ぎゃあああッ!」


六人目、七人目——立て続けに斬る。


八人目が弓を構える。矢が放たれる。


俺は首を傾けて躱し、そのまま距離を詰める。弓使いが二の矢をつがえる前に、その腕を斬り落とす。


「う、腕がッ——」


九人目。十人目。十一人目——


三十秒後、動いている敵はいなくなった。


「はあ……はあ……」


俺は息を整えた。


三割の力。それでも、少し消耗する。以前なら、この程度の雑魚、欠伸をしながら片付けられたのに。


「チッ……」


舌打ちして、俺は奴隷たちの檻に向かった。


---


銀髪の少女は、檻の隅にいた。


他の奴隷たちは怯えて縮こまっているが、彼女だけは違う。真っ直ぐに俺を見ている。


あの目だ。


さっき、馬車の中から俺を見たあの目。


「鍵はどこだ」


俺は転がっている死体を漁り、鍵束を見つけた。


檻を開ける。


「……出ろ」


少女は動かない。


「聞こえなかったか? 出ろと言っている」


「……なぜ」


少女が口を開いた。


かすれた声。だが、芯は通っている。


「なぜ、私を助けるのですか」


「さあな」


「さあな、では答えになりません」


「うるせえな」


俺は少女の腕を掴み、引っ張り出した。


彼女は抵抗しなかった。ただ、じっと俺を見つめている。


「……あなたは」


「何だ」


「強いのですね」


「ああ」


「けれど——苦しそう」


「……」


俺は少女を見た。


金色の瞳が、俺の目を見つめ返す。


何を見ている? 俺の何が見える?


「余計なことを言うな」


俺は少女の腕を離した。


「お前は自由だ。好きなところに行け」


「……」


「聞こえなかったか? もう行っていいと——」


「いいえ」


少女が首を横に振る。


「私は、あなたについていきます」


「は?」


「あなたに命を救われました。この恩は、返さなければなりません」


「いらねえよ、そんなもん」


「いるかいらないかは、私が決めます」


「……」


俺は少女を睨んだ。


少女は、平然と俺を見つめ返す。


「あなたのお名前は?」


「……レオンだ」


「レオン様。私はリーゼロッテと申します。以後、お見知りおきを」


「おい、待て」


「はい」


「俺はお前を助けた覚えはあるが、従者にした覚えはねえぞ」


「では、従者ではなく『同行者』ということで」


「同行者もいらねえ」


「いるかいらないかは——」


「俺が決める、だろ。うるせえな」


「いいえ。私が決めます」


「……」


俺は頭を抱えた。


面倒な女に関わっちまった。


「勝手にしろ。ただし、俺の邪魔はするな。足を引っ張るようなら、置いていく」


「はい。邪魔はしません。足も引っ張りません」


「……本当だろうな」


「本当です」


リーゼロッテは、かすかに微笑んだ。


薄汚れた顔に浮かぶ、小さな笑み。


その笑顔に、俺は——


「チッ」


舌打ちして、俺は踵を返した。


「行くぞ。まずはこの場を離れる。騒ぎを聞きつけて、衛兵が来るかもしれねえ」


「はい、レオン様」


「様はやめろ」


「では、何とお呼びすれば」


「……レオンでいい」


「かしこまりました、レオン様」


「だから様は——」


「レオン様」


「……もういい」


俺は歩き出した。


背後から、軽い足音がついてくる。


振り返らない。振り返ったら、負けな気がする。


「なあ」


「はい」


「お前、ルミナス公爵家に仕えてたって言ったな」


「はい。侍女をしておりました」


「なんで奴隷になった」


「……長い話になります」


「聞いてやる」


「今、ですか?」


「今じゃなくていい。そのうちでいい」


「……はい」


沈黙が流れる。


足音だけが、路地裏に響く。


「レオン様」


「何だ」


「ありがとうございます」


「……何がだ」


「助けてくださったこと。お礼を、言っていませんでした」


「礼なんか——」


「それと」


リーゼロッテの声が、少しだけ柔らかくなった。


「話を聞いてくださると、言ってくれたこと」


「……」


俺は何も答えなかった。


答える言葉が、見つからなかった。


---


廃倉庫を離れ、人気のない路地を抜け、俺たちは町外れの安宿にたどり着いた。


「ここで待ってろ。部屋を取ってくる」


「はい」


宿の主人に銀貨を渡し、二階の部屋を借りる。


狭い部屋だ。ベッドが一つと、小さなテーブルと椅子。それだけ。


「狭いが、文句は言うな」


「言いません。十分です」


リーゼロッテは部屋を見回し、窓辺に立った。


夕陽が差し込んでいる。銀色の髪が、橙色に染まる。


「……」


俺は椅子に座り、彼女を見た。


細い体。痩せた頬。手首には、鉄輪の痕が赤く残っている。


「飯を持ってこさせる。食え」


「はい」


「風呂は——この宿にあったか。あとで入れ」


「はい」


「それと——」


「レオン様」


リーゼロッテが振り返る。


夕陽を背に、彼女の表情は逆光で見えない。


「はい」


「あなたは、なぜ私を助けたのですか」


「……さっきも聞いたな、それ」


「はい。でも、答えていただけませんでした」


「……」


俺は天井を見上げた。


なぜ助けた?


分からない。本当に分からない。


俺には、あの少女を助ける理由がなかった。義理もなければ、利益もない。むしろ、余計な荷物を背負い込んだだけだ。


なのに——体が動いた。


なぜだ?


「……気まぐれだ」


結局、それしか言えなかった。


「気まぐれ、ですか」


「ああ。深い意味はねえ。ただ——」


「ただ?」


「お前の目が、気に入らなかった」


「目、ですか」


「諦めてねえ目をしてた。全部奪われて、自由もなくて、それでも——折れてなかった」


「……」


「俺は——」


言葉が詰まる。


何を言おうとしている? 何を、この女に話そうとしている?


「俺も、最近いろいろあってな。全部奪われた。家も、名も、力も——」


「……」


「だから、なんとなく——放っておけなかった。それだけだ」


沈黙が落ちる。


夕陽が沈んでいく。部屋が、少しずつ暗くなる。


「レオン様」


「……何だ」


「私は、あなたについていきます」


「さっきも聞いた」


「はい。でも、もう一度言います」


リーゼロッテが、一歩近づく。


逆光が薄れ、彼女の顔が見える。


金色の瞳が、真っ直ぐに俺を見つめている。


「あなたが何を奪われたのか、私は知りません。あなたがどこへ向かうのかも、知りません」


「……」


「でも、私は——あなたの力になりたい」


「力? お前に何ができる」


「分かりません。でも、何かできることがあるはずです」


「……」


俺は鼻で笑った。


「甘いな。世の中、そう都合よくはいかねえぞ」


「甘くても、いいのです」


「いいのか」


「はい。甘くなければ、生きていけませんから」


「……何だそれ」


「私が——そう決めたのです」


リーゼロッテは、また微笑んだ。


薄暗い部屋の中、その笑顔だけが——やけに、眩しく見えた。


「……勝手にしろ」


俺はそっぽを向いた。


「ただし、足を引っ張ったら置いていく。死にそうになっても、助けるとは限らねえ」


「はい」


「飯が来たら起こせ。少し寝る」


「はい、レオン様」


俺はベッドに倒れ込んだ。


天井を見つめる。


追放から七日。


俺は今、帝国から追われる反逆者だ。余命は五年を切っている。金もない。仲間もいない。頼れる相手もいない。


——いや。


ちらりと、窓辺に立つ少女を見る。


仲間、ではない。ただの同行者。勝手についてきただけの、よく分からない女。


だが——


「……悪くねえ、か」


呟きが漏れた。


一人よりは、マシかもしれない。


いや——何を考えている。


俺は目を閉じた。


余計なことを考えるな。目の前のことだけを考えろ。


まずは、この町で金を稼ぐ。情報を集める。次の目的地を決める。


弟を助ける。父を助ける。俺を陥れた奴らを——


「レオン様」


「……何だ」


「おやすみなさい」


「……」


返事をしなかった。


できなかった。


---


**第一話「名無しの剣士」終**


---


**▼ 次話予告**


アッシュフォードの町を支配する領主の正体。

リーゼロッテの持つ「聖女の力」とは。

そして、レオンハルトの前に立ちはだかる最初の敵——。

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