第14話 私の回復期ルーティン


―12時間睡眠は「甘え」じゃない―


「回復期って、

 実際どんな生活してるの?」


よく聞かれます。


なので今日は、

盛らずに、飾らずに、

そのままの1日を書きます。


キラキラ習慣ゼロ。

意識高い系ゼロ。


でも、

これが今の僕には

ちょうどいい。



まず最初に伝えたいこと


正直に言います。


僕はこの1年間、

ほぼ毎日12時間寝ています。


・夜0時に寝たら昼12時

・1時に寝たら13時


これが普通。


最初は、

かなり不安でした。


「寝すぎじゃないか?」

「社会人として終わってないか?」

「こんなに寝てて大丈夫なのか?」


でも、調べて分かりました。


これは


うつ病の「過眠」症状

です。


医学的にも、


✔ うつ病では

 睡眠時間が異常に長くなる

✔ 脳が

 “回復のために”

 睡眠を要求している


とされています。


つまり、


怠けでも

 逃げでもない。


脳が

「まだ足りない」

って言ってるだけ。



脳は、想像以上に消耗している


うつ病の脳では、


・神経伝達物質の枯渇

・ストレスホルモン過多

・前頭前野の機能低下


が起きています。


スマホで例えるなら、


ずっと充電1%で

 無理やり使ってた状態。


そりゃ、


フル充電に

 時間かかります。


健康な人が

7時間で回復するなら、


うつ病の脳は

12時間必要

それくらい消耗している。



「寝すぎ」は間違い


世間はよく言います。


「寝すぎると逆に疲れるよ」

「起きた方がいいよ」


でもそれは


健康な脳の話。


うつ病の脳は

前提が違います。


・回復途中

・神経修復中

・ホルモン再調整中


この状態で


「早く起きろ」


は、


治療妨害

に近い。



僕は1年間ずっと12時間睡眠


本当に、


1年間ずっと

 12時間睡眠

を続けています。


途中で


「そろそろ減らさなきゃ」


と思って

無理に起きたこともある。


結果、


・その日、使い物にならない

・不安爆発

・翌日、反動で寝込む


完全に

逆効果でした。


だから決めました。


「脳の要求に

 従う」


眠いなら寝る。

まだ足りないなら寝る。



午前:ゆっくり起きる


だいたい

10時〜11時起床。


(12時間寝た結果です)


目覚ましはかけません。


無理やり起きると、

1日が崩れるから。


起きたらまず、


・カーテン開ける

・太陽を見る

・深呼吸


これだけ。


医学的にも、


朝の光を浴びると

 体内時計が整う


と言われています。


でも、


「毎日必ず」

じゃない。


できない日もある。


それでいい。



起きてすぐは何もしない


起きてすぐ、


・スマホ

・SNS

・ニュース


見ません。


情報が多いと、

脳が一気に疲れる。


なので、


5〜10分ぼーっとする。


天井見たり、

外の音聞いたり。


これが

意外と効く。



昼前:軽く動く


調子いい日は、


・近所を10分散歩

・コンビニ行く

・ベランダ出る


ほんの少し。


ポイントは、


“運動”じゃなく

“移動”くらいの感覚。


心拍数上げない。

汗かかない。


疲れる前に帰る。



お昼:ちゃんと食べる


食欲ない日もあるけど、


・おにぎり

・パン

・スープ


何でもいいから

口に入れる。


「ちゃんとした食事」

じゃなくていい。


エネルギー補給

が目的。



午後:好きなこと


午後は基本、


・アニメ

・絵を描く

・音楽聴く

・ぼーっとする


生産性ゼロ。


でも、


これが回復に効く。


ドーパミンを

少しずつ戻す時間。


「楽しい」

じゃなくてもいい。


「ちょっとマシ」

くらいで十分。



人と会う日は短時間


友達に会う日は、


・長くても2〜3時間

・疲れたら即帰る

・無理しない


昔は、


「最後まで付き合わなきゃ」

って思ってた。


今は、


途中で帰る勇気

持ってます。



夕方:体を温める


夕方〜夜に


・シャワー

・サウナ

・湯船


体を温める。


これ、


自律神経にめちゃ効く。


副交感神経

(リラックス)

が優位になる。



夜:刺激を減らす


寝る2時間前から、


・明るい画面見ない

・重い話しない

・考え事しない


代わりに、


・音楽

・アニメ

・ぼーっと


脳を静かにする時間。



就寝:眠くなったら寝る


時間決めません。


眠くなったら寝る。


「眠い」は

脳のサイン。


逆らわない。



できない日もある


もちろん、


・1日寝て終わる日

・何もできない日

・気分最悪の日


普通にあります。


でも今は、


「今日は

 脳の修復日」


って

思うようにしてます。



感情の話を少し


こんな生活、


「甘えてる」

って思う人もいるかもしれない。


昔の僕も

そう思ってた。


でも今は、


生きてる方が

 100倍偉い


って思ってます。


壊れてからじゃ

遅い。



同じ人へ


もし今、


・10時間以上寝てしまう

・起きられない

・昼まで寝てしまう


そんな自分を

責めている人がいたら、


どうか

知ってほしい。


それは


脳が

 本気で回復しようとしている

 証拠です。


誇っていい。



今日のまとめ


✔ 12時間睡眠=過眠症状

✔ 脳が「足りない」と言っている

✔ 1年間ずっと続いている

✔ 甘えじゃなく治療


今は寝ろ。

 それが一番の仕事。



次回、最終話です。


第15話


それでも、人生は楽しい


この病気が

くれたものについて

正直に書きます。

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