第62話 皇帝のお守り

ギルド長に呼び出された

「よく来てくれた爆炎の諸君」

聞くとこのオーク帝国の先帝は先の魔人王国との戦いでまだ幼い皇子を残し戦死したという。

幼い皇子は後を継いで皇帝になってみたものの、何分幼い。

国を統べる力が心許ないため宰相が後ろ盾となった。

ところがこの宰相がとんでもない奴で後ろ盾に成った途端

皇帝を蔑ろにし好き勝手していると言う。


つまり皇帝を守る依頼を受けて欲しい…と。


皇帝護衛の依頼

適合クラスS

内容

皇帝のお守り

最適スキル:政治スキル

完了報酬金貨10000枚


政治スキルなんてないんだけど…


拝謁

皇帝に拝謁した。

皇帝は五歳児だった。

皇帝の訓練に参加した。

訓練で手裏剣の折り紙を折った。

皇帝のお昼寝の時間になった。

お昼寝をした。

皇帝の給食の時間になった。

給食を配膳した。

片づけた。

皇帝とお遊戯をした。

皇帝と数を数えた。

足したりひいたり。

爆炎は何をしているのか混乱した。

政治スキル要らないじゃん。


宰相

宰相は寝て居る。

爆炎メンバーが周りに立っている。

「こいつが件の宰相か」

「ふてぶてしいですね」

「油断してますね」

「今ですね」

突貫、今。

宰相は討伐された。

宰相は薄切り肉になった。

図らずも宴会になった。

なぜ宴会するのか。そこにトンシャブがあるからだ。

ギルドに戻った。

皇帝お守りクエストは宰相討伐クエストに変わった旨伝えた。

めでたしめでたし。

ギルド長はなぜか騒いでいるのだった。


新たな敵

またギルド長に呼び出された

「よくクエストを潰してくれた爆炎の諸君」

このクエストに報酬は出ないことになった。

契約の不履行である。

実は先の皇帝には弟がおり

これが新たな皇帝の席を狙っているという。

改めてお願いする。

皇帝を守ってくれ…と。


皇帝護衛の依頼

適合クラスS

内容

皇帝のお守り

最適スキル:お友達スキル

完了報酬金貨10000枚


まぁこれならば…と引き受ける爆炎であった。


先帝の弟

陛下、こちらに避難を。

先帝の弟が帝位簒奪を狙い攻めてきた。

皇帝の側には既に爆炎がおり鉄壁の守りを敷いていた。

残念な先帝の弟オタン・チーンは、飛んで火に入る夏の虫、

其処へ軍勢を率いてのこのこ現れたのだ。

そしていつもの阿鼻叫喚。


爆炎を相手にした時点で勝ち目は既に無かったのだ。

広がる静寂に肉を捌く音。

オタン・チーンは討伐された。

陛下、もう大丈夫。悪い奴は全員薄切り肉にしました。

そして

ギルドに帰ってキルド長オーク・ゲンドウに報告した。

報酬を受け取り宿に帰ってまずは休もう。

宴会は明日にしよう。


任務完了

「今までお世話になりました。次のエリアに向かいます。」

「ちょっと待て、今までよく働いてくれた。選別だ。」

とリーダー以外を全員Aランクになった。

リーダーは既にSなので。

門まで見送られて次のオーガ帝国へ…

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