第5話 杏実の8月中旬/女の子デー
8月中旬に入ったある日の朝、杏実は朝からだるくて変な気分でした。朝食は何とか食べて家族の前ではいつも通り元気そうに振る舞いましたがお部屋に入って時にはどっと疲れてベッドに倒れ込みました。杏実がぼんやりしているとおまたから液体が細く流れ出た感覚がありました。杏実は指で液体に触って匂いを嗅ぐと生臭い匂いが鼻を刺激しました。
––ああ、あたしの女の子デーがきちゃった。
杏実はそう思って指をきれいに拭いて、お部屋の隅のナプキンが置場からナプキンを取り出して装着しました。出血は1週間続きました。だるい感じも続きました。杏実は朝食の時一度だけだるそうにしてた時がありました。すると、杏実のお母さんが、
「女の子は、『只今生理です』と言う顔しちゃいけないわ。お疲れだと思うけれど元気出してね。」
と言って杏実を軽く叱りました。杏実はうなづいてお部屋に引き上げました。女の子デーのおかげで杏実はお盆に関わる行事参加を免除されましたが、
––女の子って辛いなぁ。
と感じて、もし早希が分かってくれるなら、早希にも女の子デーのことも話してみようと思いました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます