眼科で真面目な困惑

於とも

コンタクトは炎症が治まってから

眼科受診後、眼科の看護師から

「コンタクトレンズの使用は、目の炎症が治まってからにしてください。

あ、片目だけなら、使って大丈夫です。」

そう言われた、娘。


『それは……眼鏡のレンズの片方を外せと……???』

『もしくは、片方の目だけコンタクトで、片目で生活せよと……???』


看護師の言葉に困惑して、冗談を言ってるのかと思ったら

至極真面目にそれを言っており、

どうやら本気でそう言っている様子なので、

『この看護師さん、目がいいんだろうな……。』

と、解釈したそう。


眼科から帰宅して、娘からそれを聞いた家族は、大爆笑。


母親以外は、全員が眼鏡が必要な大人達。

(母も老眼鏡は必須)

その、目の良い母でも、

『それはナイ!』

と、爆笑した。


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その日の朝、起きて来た末娘の右目が腫れていた。

「夜中に、猫がゲロして、それ拭いて、手を洗いに起きなかったのがいけなかったかも。除菌シートで手を拭いただけだったから……。」

そう言って、自分が昔に拾って来た愛猫を抱いている。この猫ももう、御年15歳。

末娘に寄り添って成長し、県外の大学に進学した娘が休みで帰宅したら、四六時中離れずに、布団の中でも一緒なのだ。


「猫アレルギーだって言われても、絶対にこの子とは離れないから!!」

そう断言して、悲壮感さえ漂わせながら、眼科を受診した。


診断名は【モノモライ】。

心底ホッとしていたその後に、看護師から言われた言葉が、ソレだった。


まあ、猫アレルギーじゃなくて良かった!!!

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眼科で真面目な困惑 於とも @tom-5

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