初投稿したときの話。
通勤時間の電車内。
私は基本的に移動中はスマホを触らないので、ポケーっと車窓を眺めつつ物語を考えていました。
ミステリーは好きだけど……トリックが思いつかないし。
なろう系ファンタジーも読むけど……パクリしか書けなさそうだし。
ラブコメは……ラブはともかくコメディとかよく分からないし。
……そういえばラブコメ主人公っていきなりモテてるパターン多いような?
モテる要素なさそうなのに、突然美少女に言い寄られるってどういう事なんだろ??
書いてみたら分かるかな??
なんとなく頭の中で黙々とストーリーを構築してみた結果、大学を舞台にした物語が出来ました。
今日帰宅したら試しに書いてみるかぁ……と思いつつ改札をテコテコ歩いて抜けたのを今でも覚えてます。
あ、でも改札では接触不良に細心の注意を払いながらピッ!ってしましたよ? 短気なオジサンとか多いですし。
そして昼休み。ふと思い立ってGPTに聞いてみます。
「WEB小説書いてみようと思うんだけど、どうしたらいい?」
「まずは短編から書いてみましょう。カクヨム、なろうなど様々なプラットフォームが……」
ちまちま調べてみると、なろうにはスマホアプリが無く、カクヨムにはスマホアプリがありました。
なんならスマホには、既にカクヨムがインストールされてました。お主、いつの間にッ!!
スマホアプリがあれば気軽で良いなぁ、とカクヨムを始める事にしました。
その後もGPTさんとWEB小説について相談をした結果。
「切ない恋物語を書く奇才な恋愛小説家、五月雨恋」
とかいう無駄に強そうなキャッチコピーが完成しました。
……書いた小説は走れメロス(Fカップ)しかないのに。
ちなみにペンネームは適当に考えました。
ひらがなにすると「さみだれれん」と「れ」が続いて可愛いし。
私、窓から雨見るのが好きな変人ですし。
帰宅した私はとりあえず……と、切ない話を書いてみることにしました。当初考えていた話はぶん投げました。てへ。
なんか切ない話の方が、文学っぽい気がしたんです。ごめんなさい。
『そのヤカンには、もう名がない』
https://kakuyomu.jp/works/16818622177655850182
ヤカンを擦って名前消すシーンに無駄に力を注いだ思い出が蘇ります。
……これ実際に家で眠っていたヤカンに名前書いて擦って消してみてから書いたんです。除光液使えば一瞬なのにいぃぃぃい!って思いながら。
そしてドキドキの初投稿。コメントで叩かれたらどうしよう……。
なろうもカクヨムも複数アカウントが禁止だったので、新たにアカウントを作り直して。
不安でいっぱいの中、カクヨムの投稿ボタンをポチッと押しました。
……。
PVは0でした。
え!?ナニコレ!?投稿出来てないとか!?
慌てて再確認してみても、ちゃんと投稿されてる。
読まれない!?なんで!?1日くらいは様子見る!?
初投稿を無かったことにして……翌朝、そっとスマホを開いてみました。
PVは1でした。
カクヨムには実は私以外存在してないのではないか!?
慌ててなろうにも投稿をしてみました。
PVは20でした。リアクションはありませんでした。
たぶんまともに読まれてないと思いますが、ほんの少しでもPVが上がった事で自尊心だけ保たれました。
しかし……
なぜ読まれないんだろう?
メロスからなんとなく始まった私の小説執筆はここから沼地へと浸かっていったのでした。
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