第三賞…輝く君へ
内田少年も成長して中学校に入学だ。
前章でも言った通り中学校はX校Y校の生徒が一度に通うことになり顔ぶれも半分は知らない生徒になる。
そして部活が本格的に始まる。
もちろん彼はバスケ部に入った、同じクラブだった悪い先輩も部活に入部しており居心地が良さそうだったのと、彼はバスケの才能があったのだ。たった唯一の才能が……。
最後の決め手が愛香もバスケ部に入部したからだ。
男子バスケ部と女子バスケ部は別々だが同じ体育館、特等席で愛香を観れるだけで良かった。
「うっちーはバスケ部はいったよな??」愛香が聞いてきた
「もちろん青木さんは?」ちなみにまだ女子が怖い俺にとっては愛香呼びは心の中だけだ。
「バスケ部!!一緒にがんばろうね!!」愛香と会話が生まれただけでバスケ部に入った価値があったな……。
バスケクラブチームの悪い先輩と連むようになり同級生の不良とも仲良くなる。しかも彼はバスケ部のエースにまで上り詰めた。誰が彼の才能に気付けただろうか?
彼には才能がありすぎたのだ。
悪評とは愚かなものだ。不良と連み部活ではエース、
もう誰も彼に悪口や陰口を言う女子はいなかった。
言われない権利を己の手で掴み取ったと言っても過言では無い。
内田少年は、何か…こう…許された気がして気持ちが良かった。
廊下の掲示板や学年便り(部活動や勉強で優秀な成績を残すと掲載される学年誌)によく内田の名前が載る。
すると昔泣かされた2人にも「うっちーまた載ってる!めっちゃすごい!」と女を出してきた。
心底思った(悪評とは愚かなものだ)
しかしデメリットもある。
他校の不良の先輩やその彼女とも交流が増えて友人達の柄が悪くなり世間的に見れば早いのだが、童貞をバカにされる機会が増えた。
内田少年は学校内で確固たる地位は築いたものの、以前として女の子は怖く適当にあしらってきた。接し方が分からないし、ちょい悪硬派(自認)のイメージが崩れたく無いからだ。
そこである作戦を決行した
「自作自演童貞卒業作戦」
作戦内容を説明するまでもなく、悪い予感しかしない。
追い詰められた内田少年の最善策なのだ。
「さて誰で童貞卒業した事にするかなぁ…」
身近な人間は選べない…さてどうするか…
結論塾に通ってる別の中学の子と遊びでヤったことにした。
同じ中学で通ってる生徒がいない小さな塾に通ってた俺はそこが一番安全だと悟った。
童貞卒業した事を伝えると先輩や先輩の友達はお祭り騒ぎだった。「緊張してよく分かんなかったです、また遊んでやりますよ」と適当にかました。一部で噂が広まったらしいがそんな事はどうでも良かった。上手く嘘をつけた安心感と同時に愛香は知ってるかな?どう思われただろう?とそっちの方が不安だった。
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