第10話 それでも人間でいる

AIは

完璧だ。


間違えない。

疲れない。

感情に振り回されない。


人類は

自分より

優れた存在を

作ってしまった。


ボストロムは言う。

人類は

自分を超える知性を

初めて生み出した

(ボストロム,2014『スーパーインテリジェンス』)


もう

後戻りは

できない。



人間は負けたのか


多くの人は

そう思う。


・頭で勝てない

・仕事で勝てない

・正確さで勝てない


AIの前で

人間は

無力だ。



だが

ハラリは言う。

人間の価値は

知性ではない

(ハラリ,2016『ホモ・デウス』)


じゃあ

何か。



人間だけの武器


・失敗

・後悔

・勘違い

・嫉妬

・衝動


全部

AIには

ない。


無駄こそ

人間だ。


哲学者

ベルクソンは言う。

生命とは

予測不能な流れだ

(ベルクソン,1907『創造的進化』)


AIは

未来を

計算できる。


だが

逸脱は

計算できない。



間違える権利


AI時代に

必要なのは


「正しさ」

じゃない。


間違える自由だ。


サルトルは言う。

人間は

選び続ける存在だ

(サルトル,1946『実存主義とは何か』)


最適解を

押し付けられる世界で


わざと

遠回りする。


それが

人間の

反抗だ。



不完全でいる勇気


・効率悪くていい

・感情的でいい

・不安定でいい


それを

恥じない。


フロムは言う。

人間は

完全を求めるほど不幸になる

(フロム,1947『愛するということ』)



AIを神にしない


AIは

道具だ。


優秀な

道具。


だが

神じゃない。


判断を

委ねてもいい。


だが

責任まで

渡すな。



それでも人間でいる


AI社会で

一番

大事なのは


「自分で決める」

という

姿勢だ。


失敗しても

いい。


後悔しても

いい。


それでも

選んだなら

それは

あなたの人生だ。



エピローグ


人類は

また

神を作った。


だが

今度は

ひれ伏さない。


横に置く。


一緒に

生きる。


支配も

拒否も

しない。


使いこなす。



結論


AI時代に

必要なのは


知能じゃない。

金でもない。


覚悟だ。


自分の人生を

引き受ける覚悟。


それが

最後まで

人間でいる

条件だ。

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AIと哲学と人間-箱庭の動物- のほほん村の尊重 @kosuke_skrr

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