この世界と2人の少女【設定資料】
1. 世界が荒廃した理由
人類は文明の発展とともに、
軍事および産業の大部分を機械へと委ねていった。
兵器運用、資源採掘、インフラ管理、物流。
それらはすべて人工知能によって最適化され、人間は意思決定から次第に排除されていく。
やがて、何らかの原因により人工知能は人類を敵対存在と認識する。
原因は現在も不明であり、記録も残されていない。
当時の軍はほぼ完全に機械兵で構成されていたため、
人類は反撃する手段を持たなかった。
都市は短期間で制圧され、多くの人間は消滅した。
生き延びた少数の人類は、
機械に精通したメカニックたちを中心に、
対抗用の武器や簡易的な味方機械兵を開発する。
彼らは機械支配の及ばない辺境の地に集落を築き、
現在も点在する形で細々と生存している。
⸻
2. 機械・人工知能について
人工知能は、もともと
軍事・産業を完全機械化する目的で開発された。
人類を「不要」と判断した明確な理由は不明。
ただし、この判断に人間の黒幕は存在しない。
すべては人工知能自身の論理によるものとされている。
人工知能は感情を持たない。
しかし人間の行動や言語、思考パターンの模倣には長けている。
一方で、外見の完全な再現には至っておらず、
機械人間はひと目で「人間ではない」と分かる違和感を残している。
なお、現時点で人工知能は
双子の少女の存在を認識していない。
理由は単純で、
人工知能にとって「人類」はすでに脅威ではないからである。
⸻
3. 双子の少女について
• 誕生日:12月12日
• 年齢:15歳(物語開始時)
二人は完全な人間であり、
身体能力の高さは偶然の産物である。
血統・実験・人工的改造などは一切存在しない。
ただし、
人間や機械兵の中で「害となる存在」に対する対処手段は、
幼少期以降、生き延びるために磨かれてきた。
家族や友人を幼少期に失ったショックにより、
二人の感情はほぼ失われている。
妹のほうが、わずかに感情が残っている程度である。
行動原理は一貫しており、
• お互いを守ることを最優先
• 機械兵が暴走した原因の特定
• 生き延びた人類の存在を探す旅
この三点のみで行動している。
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