第2話 田村朱里との出会いがあるそうですよ
俺はあの後家に帰ってゆったりしている
俺の家族構成は両親に妹の4人家族だ。けど別に一緒に暮らしているという訳でもなく俺は高校の近いところにアパートを借りて一人暮らし中なのだ親からの仕送りを受け生活している
「はぁ〜にしても異能災害対策庁かなんかすげぇところに入っちまったんだな」
俺は別れ際に貰った資料と胡桃さんの名刺を見ながらぼやく
「とりあえずお金には困らんなそれだけで俺のQOLが爆上がりだぜ!」
とりあえず明日も学校だし風呂はいって寝るか
湯船に浸かり今日のことを思い出す
「まじでバイト提案した孔には感謝だな」
その後10分程度で風呂を出て布団に入る
なんか今日はぐっすり眠れそうだ
継続して聞こえてくるアラームに叩き起される
「もう朝か、とりま今日も頑張りますか」
軽くトーストを食べ昼の弁当を作る
「一人暮らしの男にしてはいい感じだな知らんけど」
弁当には健康に気を使った栄養バランスが整えられてるメニューばっかだ
「けどこういうのって初めの数回でやんなくなるって聞くよな」
心の中で俺はそうはならないと誓った
いつも通りの通学路を通り学校に着く
「よっす、んでいいバイト見つけたか?」
挨拶して方を組んでくる孔は昨日のことが気になるらしい
「なんとたまたまいいとこ見つけたんだよ!しかも時給も高い」
「おっまじかお前のことだからそんなすぐ見つかるわけねぇよっていうのかと」
「てめぇ俺をなんだと思ってんだ?」
「うーん怠けたがりのドノーマルな男子高校生?」
こいつ気にしてることをズバズバと
「とりあえず今日から入ってって言われてるからどんな感じかは後で教えてやんよ」
「さて親友のバイト初日は上手くいくのやら気になりますねぇ」
にやにやする孔の顔を殴りたくなるがさすがにやめとくか
「おっ見てみろよ『紅の姫君』が来たぜ?」
孔が指差す先には同級生の田村朱里いた
「どうしたんだ孔がロリ以外に興味を示すなんて…今日は槍でも降るのか?」
「こいつ失礼だな。ってかほんとに興味無いのな」
可愛いし美人であることは認めるけど…恋愛ってよくわかんないんよな
「別に嫌いってわけじゃないけどさ、なんて言うんだろ高嶺の花?そんな感じがして関わりにくいだろ」
「まぁたしかにそうだが。」
そんなこと話してると有坂のところに1人の男子生徒が走っていった
「おっ来たな1日1回はある姫との謁見」
まぁたしかに告白の現場ってよりか貴族との謁見に見えなくは無いが
「そんな言い方してやるなよ、あいつだって必死なんだぜ?多分」
「お前って昔から他人には甘いよな」
「そう?別にそうは思わないけどこれが俺のデフォなんで」
ってななんか嫌な予感するな見とくか
〈田村朱里side〉
はぁ憂鬱だわ
私は田村朱里自分で言うのはなんだけどモテるわ
別に好きでモテてる訳じゃないけれどそのせいで男子からは不快な視線女子からは嫉妬の視線に毎日されされてる
高校に入れば小中と違う人達が学友になって今までの生活を変えてくれるかと思っていたわ
けど実際は
「俺とつ、付き合ってください」
「無理よ私恋愛に興味がないよだから諦めなさい」
この通り入学してからほぼ毎日この有様よ
興味が無さすぎて適当にあしらったら校内で『紅の姫君』とか言われ始めちゃった
いつもならすぐに引いてくれるのだが今日の人は引き下がらない
「なんでダメなの?別に付き合ってる人いないよね?」
あまつさえ逆ギレしてきた
ウザイのを通り越して呆れてきたわ
「はぁ」
私がため息を着くと
「こいつお高く止まりやがって!」
その男子生徒が詰め寄ってくる
私はこういう経験がないから少し怖い
「おい!聞いてんのか!」
その怒号に私の体は動いてくれない
蛇に睨まれた蛙とはこの事なのだろう
「まぁまぁ喧嘩はおよしなさいな」
他の男子の声が入ってくる
「誰だ?てめぇ」
「1年ですよ?」
「だから1年の誰だって聞いてんの」
「えぇここで言わなきゃダメ?」
彼のだるそうな声が響く
「このコケにしやがって…」
告ってきた人は拳を振り上げる
「おっ?良いんすか?暴力ふるったら停学か下手したら退学ですよ?別に殴られるのはいいですけど周りの人も見てるので確実に貴方が不利ですよ」
そうすると舌打ちをしながら消えていく男子
「いやぁ災難だったな田村さん」
そういい私に声をかけてくれる
「えっ?あっその」
恐怖でまだ上手く話せない
すると彼は耳元で
「怖かったんでしょ?少し震えてるだから何も言わずに後ろに着いてきてください」
そう言われ私は頷く
そのまま彼に連れられ保健室に着いた
「それで震えは取れた?」
そう優しく声をかけてくれる
「ええ、助かったわ迷惑かけてごめんなさい」
そういうとあっけらかんとして
「いいよいいよ迷惑なんて思ってないし俺だってたまたまあの現場が目に入っただけだからさ」
「そういうことならそうしてもらうわ」
「っとそろそろHRの時間だ田村さんは動けそ?」
「ええ、かなり落ち着いたから大丈夫よ」
「えっとたしか3組だっけ?」
「そうよあなたは?」
「俺は2組だよそれと名前言ってなかったね相良優斗よろしく」
そういい手を差し伸べてくれる優斗君
「よろしく知ってるかもしれないけど私は田村朱里」
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これが彼とのファーストコンタクトだったわ
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