安代洋太⓪ 夢の始まりと終わり

今はSNSバズで有名になるのが主流だ。

安代洋太がボーカルを務めるバンド、

『HUMAN HUNDRED』も最初のライブの投稿がSNSで100万回再生となり、観客10人から一気に600人の会場をソールドアウトをさせれるようになった。

有名レーベルや事務所からもお声がけをいただき、

各地のイベンターからもライブやフェスへの誘いが絶えなかった。


しかし、SNSの移り変わりは激しい。

発表した東名阪Zeppツアーは全くソールドアウトしなかった。

所属することを決めた事務所からは、地道にやるしかないので長い目で見て活動していくしかない、という言葉をもらっていた。


ただ時代を変えたのはSNSだけではなかった。

コロナが社会ごと変えてしまった。

聴く音楽もライブへ参加する観客の層も全てが一変。

それでも好きな人がいてくれるのなら、とライブを続けた。


500人のキャパでのライブを発表した。

券売は200弱。


次は300人のキャパのツアーを発表した。

券売は各地100弱ほど。


事務所やレーベルからのプライオリティも下がっていき、メンバーの精神は次第に壊れていった。


これ以上活動を続けていくことが困難となり、

HUMAN HUNDREDは解散の発表をした。

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