第4話 脱獄〜前編〜

〜脱獄開始〜


(おい、海輝、なんで脱獄する気持ちになったんだよ?)と将が聞く。

(それは、将が言ったんじゃないのかよ?)と海輝が返事をする。

(そうだな。)と大介が言う。

(でも、どうするんだよ?彼奴のこと。)と悟が聞く。


(知らねぇよ)と海輝がキレ気味で言う。

(知らねぇよってなんだよ?お前がやったんだろ?責任持たないと。)と将が言う。


(そうだけどよ、どうすればいいんだよ?)と海輝が聞く。

(もうほっけきゃいいんだよ。)と大介も言う。

(ほっとくってやばいだろ)と悟が言う。

(でも、仲間を一人失うなんてな。)と将が言う。

(そんな、可笑しいことしないでほしかったよな、だって友達を失うんだってな。)と悟が言う。


(友達、友達、うるさいな。)と海輝が言う。

(俺だって殺す気持ちは無かったんだ。)と海輝が引き続き続ける。

(あんなんを友達っていうやつがどこにいるんだよ?あんなんが友達だったら世界どうなってんだよ?<不審者が友達?><犯罪者が友達?>可笑しいだろ?なんでそうなるんだよ?友達だからなんだよ?友達だったら何でもしていいのかよ?)と海輝が言う。


(ピンチになったらそれかよ?)と大介が言う。


(そうだよ。だって、彼奴が悪いじゃん、だって友達だったら何でもしていいのか?<もの盗んだり><嫌がらせしたり>していいのかよ?)と海輝が言う。


(もう、そんな言い合いしないでよ。友情関係崩れるようなことすんなよ。)と将が言う。


(これからどうするんだよ?)と悟が言う。

(こっから脱獄するんだよ)と大介が言う。

(左!)と声が聞こえる。


『そしてみんなは左へ左折する。』


(そして次はまっすぐ!)と声がまた聞こえる


『そしてみんなは真っ直ぐ走る。』


(そして少ししたら右へ右折できるところが見える!そこへ進め!)とまたも、聞こえる。


『そしてみんなは右へ右折する。』


(おい、みんなあの声は、)と大介が言う。

(そうだな!)と悟が言う。

(誰の声か当てるゲームをしよう!。)と海輝が言う。

(せーの)と海輝が言う。


『せーのの掛け声でみんなが答えを言う。』


(慎吾!)と海輝が言う。

(慎吾!)と大介も言う。

(慎吾!)と悟も言う。

(慎吾!)と将も言う。


(彼奴生きていたんだ!)と大介が言う。


『だが生きてはいない。』

『みんなは騙されているんだ。』

『あれは・・・。』


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