第3.5話 裏切り
〜脱獄編一個前〜
(じゃあ行きますか、)と海輝が言う。
(おい、)と急に声をかけられる。
(誰だ?)と大介が言う。
(いや、俺だよ。)と慎吾が言う。
(何だよ?)と大介が言う。
(ごめん。)と慎吾が言う。
(無理だろ)と悟が言う。
(なんで?謝る気になったんだよ?)と将が聞く。
(それは)と慎吾が言った。
(それは?なんだよ?)と将が言う。
(本当は、仲間、友達で居たかったんだ、だけど、あの看板を見た瞬間にもう、終わりだと確信してしまったんだ。)と慎吾が言う。
(そんなんで終わったら世界どうなんだよ? なあ? それで、ゾンビが来て、街を壊されて、それで、終わりになるのかよ? 諦めたら終わりなんじゃないのか?
諦めなければなんだってできるんじゃないのか?)と大介は言う。
(そうだけど、、知ってるだろ?俺が臆病なこと。なんでいじめるんだよ?俺のことを、臆病だって言ってるだろ、ゾンビとか、街壊すとか、そんなことを言わないでよ。)と慎吾が言う。
(だって、お前が言ってることはそういうことなんだぞ?)と大介が言う。
(そんな事知ってるよ!!俺がどれだけ頑張ってきたと思うんだ?)と慎吾が言う。
(そんなん知るわけ無いだろ)と大介が言う。
(もう終わりにしろよ!!)と海輝が大きい声で、言った。
(そんな、口喧嘩?喧嘩?言い合い?そんなんしたって意味ないだろ!!!ただ友情関係が崩れるだけ、そして仲が悪くなるだけ、仲が良くなったり、いい気持なんてしない。こんな、しょうもない事をしたって意味ないだろ? 意味あるのか?
無いだろ?そうだったら終わりにしろよ!!!!)と海輝が言う。
(意味、、あるよ、、、)と泣きそうな声で答える、慎吾。
(意味あるの?どんな意味がこれに詰まってるの?)と悟が聞く。
(それは、喧嘩する意味だよ。俺達の友情関係は薄々消えていたんだよ、いつも、喧嘩ばっかで、こんなことになるくらいだったら友達なんかになんなければよかったよ。そしたら、こんなトラブルに巻き込まれずに、楽しく、喧嘩なく生きれていたかもしれないのによ、)と慎吾が言う。
(かもよ、じゃん、絶対決まったわけじゃないよな?そしたら、楽しく生きていけるって決まったわけじゃないじゃん、それで、愚痴愚痴言っていても変わんないんだぞ?)と大介が言う。
(かもよ、じゃ駄目なのか?そんなルール無いだろ、かもよでもいいだろ、だって自分の人生は自分で歩まなきゃいけないんだよ、なのに、人にいっぱい左右されていたら、自由になれないじゃん。俺は自由になりたかったんだ。だけど友達も欲しかった。だから、君たちと友だちになった。友だちになった僕が悪いな。何回も言ってるけど、友達にならなければこんなことにはならないんだよ、だけど、俺は道を間違えた。君たちを相手にしてなかったら今こんなことにはならなかった。
もう終わらせよう?もうここで終わらせたら、もう喧嘩無しで、終わりになるでしょ?だから、終わりにしようよ?)と慎吾が言う。
(終わらせるってなんだよ?人の人生、お母さんがくれた、命それを今ここで消しちまうのか?それでいいのか?慎吾は。)と将が言う。
(将は関係ないだろ、黙っていろよ、今は、俺と海輝と大介と話してるんだよ。お前らは黙っていろよ、なぁ、静かにここで話を聞いていろよ、お前たちの作戦は聞いていた。だって、悟に盗聴器をつけていたんだよ、俺はお前らの敵、あの日あの時、喧嘩したとろこで、俺達の友情関係は終わったということにお前らは気づいてなかったんだよな?鈍いな、そんなところで終わって良かったな、もう君たちは終わりだよ、
絶対に脱獄作戦は通用しない、もう、違うから、、)と慎吾が言う。
(何が違うんだ?)と海輝が言う。
(簡単なことだよ、友達って言ってるじゃん、後、もう君たちの仲間ではない、もうじゃないね。もとからだよ、だって俺は、お前たちの友だちになる前からここの刑務所と関わっていた。後、君たちをここへ陥れたのも俺。だって君たちを許せなかったんだ、君たちは僕をいじめていた、そこから僕は臆病になった。海輝覚えているか?お前は小学生の頃僕をいじめていたんだぞ?いつまでも忘れられないね、
君は?)と慎吾が言う。
(君は?って何?)と海輝が言う。
(だから、さっきから言ってるじゃん、耳大丈夫そう?君は僕をいじめていたことを覚えているかって言ってるんだよ?まぁ小学生の頃だから覚えているわけ無いか。
アハハ。)と慎吾が言う。
(はぁはぁはぁ)と海輝の口から荒い息が漏れる。
(なんで君が焦ってるのさ、気味が悪いんでしょ?もしかして思い出しちゃった?忘れたことを思い出させちゃってごめんね〜)と煽り気味で慎吾が言う。
(もしかしてお前、俺達のスパイか?)と将が聞く。
(やっと気づいたか、さっきからヒントを挙げていたからな。だから、何回も言っているけど、君たちが悪いの、さっきからさ、なんなのさ?本当に、君たちが、嘘をついているんでしょ?)と慎吾が言う。
(嘘ってなんだ!)と怒り気味で悟が言う。
(君はなんで怒っているのかな?)と慎吾が言う。
(お前が俺等の友達じゃなく、勝手に友達だと信じていた俺が馬鹿だったんだな。)と悟が言う。
(君たちはね、自分がやったことをわかっていないんだよ、まるでね。君はね、自分が悪いことをしたときだけ、後回しにして、いいことだけを最優先する。その繰り返しなのさ、それをすることで、悪いこと、嫌なことが後回しにされ、どんどん忘れていく、記憶の中から、それを、自己中っていうんだよ。君たちは自己中心の世界でずっと生きていたんだ、自己中心の世界じゃなく、他の人のことも考えられていたら良かったんじゃないかな?君たちは一歩道を間違えた、そこから、俺との友情関係が崩れていったんだ。僕は君たちを裏切る、そして、君たちとはもう関わりはしない。だってもうそろ俺は死ぬんだよ。だって君たちの脱獄を何をしてでも成功はさせない。
君たちはずっとそのまま、そこで一生暮らしたほうがお似合いだ。君たちはもう、仕事も、家事も何もしなくていい、だから、一生そこにいてくれないか?)と慎吾は言う。
『グサッ』
(うっう)と慎吾が息苦しそうに言う。
(もういいよ。ゆっくりそこで休んでて、君は一生目を覚ますときはない。
あんな長話を付き合わせたんだ、だから、それぐらいのことはしないとね。)と海輝が言う。
(海輝っ!)と将が言う。
(何してるんだよ!?)と大介も言う。
(ん?刺したんだよ。包丁で。あんな人間はこの世にいらない。僕がいじめたからこんなことになったんだ、彼奴だって言っていただろ。もう終わらせようとの一言を。だから人生を終わらせてやったんだ。俺は犯罪者でいい。)と海輝が言う。
(お前たちだけでも、絶対に、脱獄してくれないか?)と海輝が言う。
(俺はもうここから出ない。)と海輝が言う。
将が言った。(なんで、だよ、そんなことするなよ、なんで友達をこんなんで二人失わなきゃならないんだよ、そんなのおかしいだろ!)と将が言う。
【その言葉に胸を刺された。海輝。この後どうなるか?】
【最終話終了後この後が判明!?】
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