義妹とは何ぞや?

最初に書いてしまうと、「父の後妻の連れ子」に対して義妹という語は使


精選版日本国語大辞典にはかろうじて「父母の異なる妹」という文章が含まれていますが、広辞苑、明鏡国語辞典、新明解国語辞典ではこの意味を含めていません(明鏡は「など」という語が付いてるから拡大解釈可能かな?ちょっと無理やりな気はしますし、『など』と書いてるから!と国語の先生に主張してもテストでバツが付くと思いますけどね)。

それぞれの定義を見てみましょう。


(精選日国)

1. 父母の異なる妹、または配偶者の妹、弟の妻を言う

2. 約束によって、妹と定めた人。妹分。


(広辞苑)

1. 他人同士でありながら、姉妹の約束を結んで妹となった人。妹分。

2. 義理の妹。弟の妻、または配偶者の妹。


(明鏡国語辞典)

1. 姉妹の約束を交わして妹になった人。妹分。

2. 婚姻・縁組などによって妹になった人。配偶者の妹や弟の妻など。


(新明解国語辞典)

1. きょうだいの約束を結んで、妹と定めた人。

2. [実妹に対して]義理の妹。夫(妻)の妹。弟の妻。


基本的に「配偶者の妹」「弟の妻」もしくは「きょうだいさかずきを交わした妹分」だと思っておけばよさそうです。


で、物語の中の話に戻りましょう。

……父の後妻の連れ子、という立場で横柄にふるまう女性(女児)は、


・ヒロインの夫の妹ではありません。

・ヒロインの弟の妻ではありません。

・ヒロインと姉妹の契りを結んでもいません。


ので、『義妹』という語を使うのは、いささか不適切という事になります。


じゃあどう呼べばいいのか、という事になると、血縁関係次第ってところでしょうね。


父親が同じ人物である場合(=後妻は元愛人で、連れてきた子供は父の子):異母妹

父親が異なる場合(=血縁関係は全くない):連れ子


くらいになるでしょうかね。

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2026年1月14日 21:00
2026年1月16日 21:00

義母?継母?義妹?異母妹?~あなたが使ってるその言葉、再確認しませんか~ 中崎実 @M_Nakazaki

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