昔話・童話ギャグ化

炭素

桃太郎 ギャグ化

昔、昔人里離れたところに、お爺さんとお婆さんがいました。


ある日、お爺さんは山へ狩猟銃を持って熊狩りに行き、お婆さんは川へ、熊の返り血がたくさんついた服を洗濯しに行きました。


お婆さんが川で洗濯していると、川の上流から大きな桃が流れてきました。


お婆さんはその桃を拾って、持ち帰りました。


夕方になってお爺さんが帰ってきましたが、狩猟銃以外何も持っていませんでした。


お爺さんとお婆さんは桃を晩ご飯にするために、桃を真っ二つに切りました。


すると、中から赤ん坊の泣き声が聞こえてきました。


お爺さんとお婆さんは桃を食べることは叶いませんでしたが、狩りに行く人間が増えると、大喜びしました。


お爺さんとお婆さんは赤ん坊に桃太郎と名付けました。


お婆さんは桃太郎がすくすくと成長して狩りに出てもらうために桃太郎にたくさんご飯を食べさせました。


2週間後、桃太郎は20歳くらいの身長まで成長しました。


3日前から桃太郎は家に置いてあったアサルトライフルを持ってお爺さんと共に、山へ熊狩りに行っています。


3日間、お爺さんは狩猟銃だけ、桃太郎はARアサルトライフルと大きな熊を1頭持って帰ってきました。


そんなある日、桃太郎はお爺さんとお婆さんに「鬼退治に行きたい」と言いました。


お爺さんとお婆さんは快く承諾し、桃太郎にお婆さん特製のきびだんごと、AR、契約内容が書かれていない契約書、倉庫に眠っていた妖刀を持たせました。


桃太郎は鬼ヶ島に向けて旅を始めました。


旅に出てから数日後、桃太郎は犬に出会いました。


「俺は桃太郎だ。俺は鬼ヶ島に行って鬼退治をするために旅をしている。俺の仲間になってくれないか?」


犬は桃太郎のお願いに了承しましたが、一つ条件をつけました。


「鬼が人から財宝を奪って、それを留め込んでいるらしい。だから、鬼を倒したらその財宝の半分をわっちに分けて欲しい。」


桃太郎は犬の出した条件を了承し、懐から契約書を取り出し契約内容を記載しました。


桃太郎と犬は契約書にサインして、契約が成立し、犬は桃太郎の仲間になりました。


犬を仲間にして数日後、桃太郎達は猿に出会いました。


猿はたばこを吸いながら、桃太郎の話を聞いて、条件を一つ出しました。


「ええよ、仲間になったっても。その代わり、鬼退治したら1年分のたばこ、きっちりもらうで。」


桃太郎は猿の条件を聞き、懐から契約書を取り出し、一度ため息をついてから契約内容を記載しました。


桃太郎と猿は契約書にサインして、契約が成立しました。


猿を仲間にして数日後、桃太郎達はキジに出会いました。


キジは桃太郎の話を聞いて、二つ条件をつけました。


「鬼退治に同行してもいいですが、安全の保証をしてください。あと、鬼を倒したら定期的にA5ランクの和牛をください。」


桃太郎はキジの条件を聞き、懐から契約書を取り出し契約内容を記載しました。


桃太郎とキジは契約書にサインして、契約が成立しました。


キジを仲間にして数日後、桃太郎達は鬼ヶ島に続く海にたどり着きました。桃太郎達は放置されていた船に乗り、鬼ヶ島に向けて船を出発させました。


鬼ヶ島にたどり着いた桃太郎達は戦闘態勢になり鬼ヶ島を進んで行きます。


桃太郎達が鬼ヶ島に上陸した頃、鬼の偵察部隊は桃太郎が持っていた妖刀とARを見て青ざめながら上官に報告しに行きました。


そこで緊急会議が開かれました。


桃太郎達が鬼ヶ島の中心にたどり着くと、鬼達は土下座をしていました。鬼達は桃太郎と戦うのは無謀なことだと判断し、会議にて降伏することが決まっていました。


桃太郎は懐から契約書を複数枚取り出し、鬼のボスとの取り引きを始めました。


最終的に鬼達は、今後一切人を襲わない、鬼が溜め込んだ財宝を全て桃太郎に渡す、猿とキジのためにたばことA5ランクの和牛を生産する、という3つの契約を結びました。また、違反した場合は違反金として純金を一キロ持ってくるという契約を結びました。


「…判子はこちらでよろしいですか?」

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