第4話イカへの愛、さめる?!

何だか雀の様子が変みたい。今回の話、どうなっちゃうんだろう?!

「うあああああああ信者殿ぉぉぉ!」

ああ、また始まった。教祖様のイカ情報!

「今度はどんなイカ情報です。。。

「大変じゃあ!今、わらわはすごーーーーく心臓が飛び出そうなのじゃ!」

「え?なんか、緊張してるとか、そういう感じ?」

「いや。違うぞい。何かそれとは違うぞい。何だか分からんがすごく胸がしめ付けられそうなんじゃ!」

「???もしかして、それってこ。。。

「うあああああああ」

なんか胸を抑えて行っちゃった。。。それにしても興奮してたなあ。。。本当にそうなんだとしたらもしかして。。。いや、そんなことあるわけないか。イカが世界一だもんね。そう思って、言いかけた私の言葉を説得した。


翌日_____今日も雀は騒がしい。なにかわかったみたい。

「お主いいいいいいいいわかったぞおおお!この胸の痛み!」

「え、何だったの?」

「調べてみたところ、これは{恋}というそうじゃ!!」

「え。」

はあああああああああああああああああああああ??????????!!!!!!!私でも恋なんかわからないのに?なんでこのちびは知ってんのよ?!青春なんて!まだ早いわよ!(母親か?)私は心の底から込み上げてきた叫びを必死で我慢し、雀にカチコチな表情で訪ねた。

「ち、ちなみに、だ、誰のことが好きなの?」

「あの浦松とかいうやつじゃ。」

「え?浦松くんを?」

い、以外すぎる!浦松光。あの子大人しそうに見えて人気グループにペコペコしてなんとか自分と仲良くしてほしいっていう気持ちがあふれるほど伝わってくる子なんだよね。でもすごく優しいから。。。私こう見えて人間観察はよくしているんですよ。

「どこが好きなの?」

「あのイケメン!あの優しさ!ああもう!まさに、わしの好き度はイカを超えたぞいと言わんばかりの好き度じゃ!」

「ええええええええええええええ!」

あっ!大きい声出ちゃった。。。お恥ずかしい。。。でも、イカを超えたなんて。。。最悪な例えすぎる。。。

「嘘。。。じゃあ、いか教は?」

「しばらく活動休止!どうだろう?今までお主もわらわと付き合うのも大変だったじゃろう?」

「うっうん。。。お、おっけ〜」

そう言って私は苦笑いしたけど、今まで色々あって嫌だって思うこともあった。でも、わたしは、イカが大好きなあの子が好きだった。戻ってきてよ。。。本当はそう思っていた自分がいた。


次の日から私は一人ぼっちになった。帰るのも休み時間も。そして、今日も。

「すまんのお。今日も大切な[あぷろおち]のために一緒に帰るのじゃ。ま、わしがいてもかわらんがのう!」

そんなわけない。ふざけないでよ。どれだけ私があなたがいなくて寂しいと思ってるの。角張った石を蹴って帰る。本当に泣きたい。

「はあ。」

小さなため息をついたあと、また私は考え始めた。これはいつまで続くんだろう。もし、あのままどっちかが告白して付き合ってしまったら雀はどんなことを言うんだろう。悪い想像だとわかっていても、考えてしまう。

「すまんのお友達。イカ教は今日でおしまいじゃ!同時にお主との縁もな!わはは!行こうじゃないか。浦松!」

「うん。」

「さらばじゃ友奈!良い友達作れよ〜ワッハッハ!」

うあああああああこんなことを考えると本当にそうなる気がしてきた!こんなことをことを考えるのはやめよう。もう、早く帰って寝てしまおう。。。

そう思って家に帰ると、すぐさま布団にダイブした。


翌日__________

「おぬしいいい!」

「どうしたの。雀。。。」

「なんだか元気がないのう。ま、良いか。大ニュースじゃ!」

「?」

もしかして、付き合い、、、始めた、、、とか?!

「わしはあいつ(村松)に告るんじゃ!12月24日イブに!」

イブって。。。いま12月1日だよ?全然時間ないじゃん!

「?!こ、告るって、そんな言葉どこで知ったの?」

「お主、わしは告るも知らないほど世間知らずではないぞ!」

恋は知らないくせに。。。

「ま、それだけだ!でわさらばじゃ!」

「ち、ちょっと。。。」

ああ、行っちゃった。。。なんで?告白なんかしたら絶対にokするじゃん!あの子、いい子だし、可愛いし、それなりに頭もいいし、優しいし、無邪気だし、、、出会って数ヶ月。私はあの子のことが大好きになっていた。友達として。1番の人間だと、勝手に思っていた。それでも諦められない。

「絶対、あの子を奪わせない!」

私はそう決心した。


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