第4話:お散歩デート
学校が違うからわからないけど、
あっくんって勉強もできるみたい。
運動はサッカー部でボランチ?で2年生からレギュラーだったって。
ムーってして
「あっくん、女子に人気だったんじゃないの?」と聞いたの。
少し照れながら
「まあ告白とかはされたけど、断ってたよ。
「そういう
腕にぽすんと頭をくっつけて
「私も告白されると、好き人がいるからって断ってたよ、嬉しい?」
「同じ高校に通ったら一緒にいてね、じゃないとあっくんモテちゃうから」
「でね、合格したらお祝いくれるんだって、ペアリングつけようよ?」
あっくんがニヤって笑って
「いいけど、そういうのは俺が
かっこいい。いつも私より先のことを考えてくれてる
「男女平等なんだよ?じゃあ、私は何にしようかな?何がいい?」
「ペンケースとか弁当箱とか?」
「あー!あっくん、毎日私がお弁当作ると思ってるでしょ!」
「作ってくれないの?」
もう、かっこいいよぅ
「……作る……あっくんのばか、残しちゃ嫌だよ?野菜がいっぱいでもだめだよ?」
「もちろん全部食べるよ、
珍しく何か言いにくそうにしてたけど「よし」って言った後、
「
「イルミネーションが綺麗な場所があるんだ、一緒に行きたい、どう?」
どう?って、なんで私が断るの?
あっくんのばかたれ……
「うん、あっくん、ありがとう。
行くに決まってるよ。楽しみだね」
クリスマスを来週に控えたある日。
お母さんに聞かれた。
「
「うん、子どもの頃から好きだったって……言ってくれたの」
「よかったわねぇ、
悪戯っ子みたいな顔して
「じゃあ、クリスマスイブは一緒にいたいんじゃない?」
少し恥ずかしいけど
「うん、あのね、お勉強はお休みしてイルミネーション見に誘われてるの、いい?」
「ダメなんて言ったら
「いいの?お母さん!1日一緒にいられるの?嬉しい!」
「
そうねぇ多分大晦日ね、えっちなことしてもいいけど避妊はしてね。
お正月はおじいちゃんのお家で会いましょうか」
真っ赤になった私の頭を優しく撫でてくれた。
待ちに待った12月24日、私のお家の最寄り駅に12時待ち合わせ。
駅の反対側にある区役所通りが全部イルミネーションになってて、
途中の公園には篝火がたくさんあってベンチもあるんだって。
楽しみだなお散歩デート。
お母さんに手伝ってもらって支度。
少しでも可愛い私を見てもらいたい。
髪は編み込みにして頭にまとめてコサージュのついた髪留めをつける。
首が出ちゃうけどボトルネックの白ニットでポカポカ。
ブラウンのAラインショルダーの膝丈ワンピースにファー付きの白のコート。
背の高いあっくんと歩くからヒールが4cmくらいあるショートブーツ。
プレゼントは悩んだんだけど、長めのマフラーにした。
色違いのを自分用に買ったの。
二人で並んでる姿を想像したんだ。
お母さんがナチュラルメイクをしてくれて、いつもより大人っぽい顔。
冬休みの間に覚えるんだ。
クリスマスプレゼントにメイク道具一式くれるって。
お母さんの最終チェックもOK。
お父さんも可愛いって褒めてくれた。
楽しみでもう待ちきれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます