「闇黒弾試してみたいな。《闇黒弾》っと、こうかな?おっ、できたみたいだ。」


宙が《闇黒弾》と唱えてみると手のひらに黒い玉が現れ、手を前にかざすとその玉は前に飛んで行った。


「ほんとにできたのか、、、魔法使えちゃったよ、、、」


宙は魔法が使えたことにより、今までの出来事がすべて本当なのだと再認識した。


「魔法なかなか面白いな。もう一回やるか。《闇黒弾》、あれ?《闇黒弾》、おかしいなぁ、できなくなった?ん?MPがなくなったからかぁ。ん~そう簡単にはいかないか。」


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MP 0/1

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宙は二度目を発動しようとしたがうまく発動しなかった。しかしよく考えてみるとMPに関係があることが分かり、なかなかうまくいかないものだと思った。


「だいたい今確認できるものはしたかな?あとは、、、この先か。」


宙はそういうと目の前に続く薄暗い洞窟のような通路を見つめた。


「ん~、このまま進んでもいいけど、一応現実だしなめてかかると痛い目会いそうだなぁ。MPも回復してないし。」


宙は現状にわくわくしてはいたが、元来の臆病な性格が無謀な挑戦はさせなかった。


宙は一度家の中に戻り先に進む準備をし出した。


「何が必要だろうか?武器になるようなものはないしなぁ。包丁とかか?」


宙はいろいろ悩んだのち、念のため家に備えてあった防災バッグとその他必要になりそうなものをまとめた。


「これだけあれば何があっても大丈夫か?」


宙は、財布、スマホ、腕時計などの貴重品、モバイルバッテリー、ソーラー手回し発電機、懐中電灯、非常食、水、包帯など救急用品、防災ヘルメットなどの防災グッズに加え、少しでもけがをしないように厚めの革製の服に、武器になるように包丁、会社の付き合いで買ったゴルフクラブ、盾のために大きめの鍋をまとめた。


「こういうダンジョン系は衝動的に行ってもいいんだが、さすがに現実で自分の身になってみるとなぁ。」


宙は改めて現実に起こっているんでという実感とともに、好奇心が臆病に勝ちダンジョンにも一度向かう。


宙は懐中電灯をつけながらダンジョンの奥へと進む。しばらく進むと少し先に人影が見えた。


「なんだ?何かいるのか?」


宙がよく目を凝らすとその影は創作物でよく出てくるようないかにもなゴブリンだとわかった。


「なっ、マジでダンジョンじゃん。あれを倒すのか。」


ゴブリンはよく創作物だと一番の雑魚と表現されるが、宙は実際に見てみるとなかなかの迫力があり、本当に倒せるのか疑問に思ってきた。


幸いにもゴブリンは宙のことをまだ気づいていないようなので、宙は懐中電灯を消して、ゴルフクラブ片手にゆっくりと近づいて行った。


「まだ気づかれていない。いまなら奇襲できる!」


宙は十分近づいたのち一気に駆け出しゴブリンに迫った。ゴブリンもそこでようやく気付いたのか戦闘態勢をとる。


「ギャギャギャ!」


「くらえ10万近くしたゴルフクラブだ!」


宙は気合を入れつつゴブリンの脳天めがけて殴りつける。ゴブリンは対応が遅れクリーンヒットで空の攻撃を食らい怯む。


「おりゃー!おらおら!いいかげん倒れやがれ。」


宙の攻撃はどうしても打撃だったのでなかなかゴブリンは死ななかった。ついに宙はゴブリンが動けなくなったところに包丁を突き刺す。


「はぁはぁ、、、ここまでやれば死ぬだろ、、、」


宙は疲労しつつ初戦闘を終えた。


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皆さんもいつダンジョンができてもいいように備えは万全に!






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2026年1月15日 12:00

崩壊したダンジョン世界を探索します chest @kbanps

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