マッドワサビ 怒りのうつロード

お肉にはワサビ

おまえなんかに負けるもんか!!

 おまえに問う

 おまえはなんだ? なにがしたい?

 おまえはおまえが何者かわかっているか


 おまえは救世主になんてなれやしない

 ここは世紀末の死の道デス・ロード、おまえはオレを誘うF*CKクソ野郎

 おまえは略奪者

 侵略し暴力的に奪うF*CKクソ野郎

 おまえが憎い!


 オレの脳をF*CKするおまえの痰

 数かぞえられないオレはモンキー以下だ

 おまえがモノにしたオレの時間、オレのだいじなガソリンたち。

 ――それは一杯のコーヒー。鼻腔で味わう香り、ゆたかさ、安心。

 ——それは音楽。詞、人生讃歌、鼓膜で刻むテンション。浮遊。

 ――それは本。ことば。うみだすちから。創るちから。知るちから。得るちから。世界の神。

 ――それは共感。オレとアイツの境界を隔てる羊膜。よろこび。たのしさ。好意、行為。時間。

 憎い、憎い! おまえが憎い!


 おまえがオレから奪ったモノはガソリン。

 どこまでも走れるオレのガリソン。

 それで砂漠を掘ってみろ、どこまでいっても塩の湖!

 奪ったおまえが無限に築く死の道デス・ロード

 頭を垂れ、ガス欠のまま走るこの死の道デス・ロード


 従服なんて冗談じゃない。

 誰が死ぬまで走ってやるか。

 


 ――花が枯れる。冬は寒い。砂漠が熱い。水が欲しい。オレは生きてる。

 おまえにこれを支配できるか? 

 そうさ、世界の支配者はおまえじゃない

 V8エンジンはこのオレだ!

 


 そうさ、オレは走るのが遅いんだ。

 おまえに運転させてたまるか。ドライバーはこのオレだ!

 アクセルふんで突っ走るこの死の道デス・ロード

 ブレーキかけて、華麗にターンして、水源めがけて走ってやる。見えているさ、オレには、溢れる石油も、母乳マザー・ズミルクも!

 オレのハンドル、オレの道、おまえなんかに渡してやるものか!


 そこで胡座をかいているがいい。

 おまえの道だと思っているものはオレの道だ。

 おまえが奪った気でいる主導権ハンドルはオレのものだ!

 忘れるな、このV8オレを忘れるな。 オレを見たとき、おまえを助手席からひきずりおろす。

 ひれ伏し崇めるおまえを轢いてやる、おまえは英雄の館に呼ばれない。

 呼ばれるのは、このオレだ!!

 

 待っていろ、待っていろ!

 おまえの死は遠くない。

 そうさ、オレから奪った度胸は認めてやるよ

 うつめ、このF*CK野郎!!

 デス・ロードで派手に散れ!!

 

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