第3話 今日こそきっと晴れ!

「ロボ子、今日の天気は?」

「今日こそはきっと晴れです!」


 ロボ子との旅も三日目。

 次の遺跡も段々と近づいてきた。


「三連続雨ってことはないでしょう! さすがに。確率的に!」


 ちなみに昨日はあれから雨が降った。ロボ子の天気予報(?)はやはり全然当てにならない。


 今日も外れるかもしれないなと思いながら、テントを開ける。


 すると──

 

「わぁぁっ!」


 葉っぱの隙間から青々しい空が広がっているのがわかる。

 ロボ子はとうとう当てたのだ。


「ご主人様っ! 晴れですっ!」

「晴れだな」

「今度こそ当てました!」


 えっへんと胸を張るロボ子に一言。


「数撃ちゃ当たるって知ってるか?」

「ふぐッ!?」


 笑みが一瞬で崩れた。

 

 それに、晴れてはいるが遠くの方に暗い雲が見える。これは……一雨降りそうだ。


 にしても最近は雨が多い。

 もしかしてロボ子は雨女なのか?



 午後になると雨が降った。

 結局、ロボ子の天気予報は外れてしまったのだった。


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

お天気ロボ子 水面あお @axtuoi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画