銀の傘

みぃ

微睡みの悲しみ



いとしくて、ただ、いとしくて

優しい日々を そっと抱きしめる

​ゆるやかに加速してゆく

せつない時の 徒然

​ふと気づけば

あの日の悲しみは ボクの奥底で

静かに、眠りについていた

​さがしていたのは

いったい、何だったのだろう

​ふと両手で 膝を抱えた

​シルヴァーの電気のかさが

こちらを向いて

ひとつ、きらめく

​まるで かなしみの塊を

優しく撫でるように

​しだいに

光は輪郭を失って

ボクの輪郭も 淡く溶けてゆく

​このまま 夜の深みに

身を委ねてしまおうか

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銀の傘 みぃ @miwa-masa

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