空瓶~回顧~
これは大学二回生のときの作品。織田作之助青春賞という賞に応募して、半数以上が落ちる一次選考を突破した。そして、二次選考であっけなく落ちた。一回生のときに出した『白と黒』は一次で落ちたので、多少はレベルアップしたんだろうなと我ながら自分を褒めた作品である。
当時の私は二十歳で、大人になるということに恐れを抱いていた。恐れを抱きすぎるがあまり、ちょっとした希死念慮も生まれ、病む一歩手前みたいになっていた。大学にこれといった友達もいなかったし(いまもいない)、孤独もいいスパイスになっていたのだろう。
だからだろうか、この作品には大人になるだの生きるだの死ぬだの、なかなか芋臭いことが書かれている。でも、結構今読んでもいいことが書いてある気がする。きっと当時の僕はこの作品を書いてセルフで自分を救っていたのではないだろうか。悩みを書き出すとスッキリするらしいし、人生をとにかく前に進めるためにはいいアクティビティだったのかもしれない。
ラストの意味は自分でも分からない。しかしながら、賞に出すということで文章のクオリティみたいなものはこれまで書いた作品の中で一番高いと思う。正直三回生とか四回生に書いた作品はもう適当も適当だから。
今後はこの文章のクオリティを続けて作品を書いていきたい。
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