第2話


  

 日常の中で、以前は金髪碧眼というのか、異国の人を見かける機会は稀だった。


 最近は、自家用車を持てない事情があり、バスやら電車を頻繁に使う。

 と、いうと、近隣に「熊野古道」という世界遺産があるので、いわゆる「インバウンド」さんたちが押しかけていて? バスがぎっしり満員だったりする。


 体格やらが立派で、陽気な外国人と、しょっちゅう「呉越同舟」?という仕儀になるw


 「白河夜船」を装ったりもするが? きれいな若いフィメールもいたりして、観察したりもする。


 おしゃれな感じの人が多い…ヘッドフォンをしている人が多い。 肌がやはり白くてきれいで、端正。 なんだか女神とか妖精?みたいに見える。気がする。 表現がむつかしいが、まあそういう雰囲気のロマンチシズムを感じる。


 で、異国の人だとまったくエイリアンみたいかというとそうでもないのです。

 雰囲気atomosphere という単語の綴りを見ると、「単一的な球」というような意味ですが、いつもどうもそういう”場”にいにくいので、なんとなく使ってしまう適応方略? そういうのはやはり奏功する…まったく自分の内心だけでなにか思索しているだけなのですが、わりとむつかしげな込み入った想念を、捏造?していると、圧?が緩む…普段の同胞多数といる場合と同様なのです。


 俳句を作ったり、弁慶の銅像があると、それについていろんな連想を膨らませたり、「行雲流水」だの「判官贔屓」という四字熟語の来歴やら応用やら、いろんなアカデミックなことを漠然と、わりと意識的に思索する…と、いうとなんとなくかわいい美女がかわいらしい様子になったりする…かわいらしいことをつぶやいたりする…つまり無意識の”媚態”なんでしょうか?


 こういうことは、普段からあって、不思議な現象にも思う。

 こういう「方略」を使っていると、どこからともなく妙齢の女性があらわれたりする。絶対そうなるのです。 どこにいたんだろう? みたいに即刻にふっと現れる…すごい魅力的なかたがあらわれて驚いたりする。


 これは「フェロモン」のようなものとも考えられますが、普段は普通に表れるべきタイミングにたくさん美女も歩いているのに、いやな気配がするので逃げてしまうだけ、とも考えうる。 そうだとしたら今まで60年近くはずっとそういう風にいやなくうきをふりまいていたのかなあ? という非常につらいような認識にも逢着します。w

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