第二部 ネリマーシティは危険でいっぱいだゾ!!

第12話 ネリマーシティ・ガリ編(※まだ始まってない)

第二部開幕…!!


近未来都市――

ネリマーシティ。


空にはドローン、

地上には監視カメラ、

倫理だけが未実装。


そんな街で、

テストはいつも0点、

夜のワンオペ射撃は100点という


どう考えても未来に適応できていない少年がいた。


名は――

ノビTEL。


小学15年生。


もはや留年という概念を

殴り倒してここにいる。


放課後。


ノビTELは、

いつものメンツに囲まれていた。


・同学年ガキ?大将

 ジャイキリくん


・ずる賢さと盗撮スキルだけ

 レベル5の非ネオくん


非ネオが、

申し訳なさそうな顔を一切せずに言う。


「悪い。ノビ」

「このバイク、2人乗りなんだ」


次の瞬間。

ノビTELは、

ロープで縛られていた。


「おい待て!!

それ“2人乗り”の解決法じゃねえだろ!!」

叫びは虚しく、

バイクは発進。


アスファルトを、

人間が雑巾みたいに引きずられていく。

火花。


悲鳴。


近未来なのに何も進歩してない暴力。


ジャイキリが振り返って言う。

「なあノビ」

「未来って、

努力するやつのもんだよな」


非ネオ

「盗撮もな」


夜。


服はズタボロ。

心はボロボロ。


家に帰ったノビTELを待っていたのは、

ノビTELママの怒声だった。

「またやられたの!?」

「アンタは!!

頭も悪い!!

運も悪い!!

存在感も薄い!!」

有無を言わさず――


全裸で部屋に放り込まれる。


「今日の晩ごはんは抜き!!」

バタン。


ドアが閉まる。


床に座り込み、

ノビTELは泣いた。

「……神様……」

「俺……

なんで生きてるの……」

近未来なのに、

祈る内容が昭和。


その時。


机の引き出しが、ひとりでに開いた。

中から出てきたのは――

24世紀の猫型ロボ。


ただし、

全体的に何かがズレている。


猫型ロボ

「強くなりたきゃ……

喰らえ」


ノビTEL

「ドドラも〜ん……」

「晩ごはん……

抜きなんだ……」

涙目で訴える。


猫型ロボ――

ドドえもんは、無言で袋を差し出す。


中身。

回転寿司でもらえる

おまけのガリの小袋。


ノビTEL

「……これ……

ごはん……?」


ドドえもん

「強くなりたきゃ……

喰らえ」


泣きながら、

ガリをすするノビTEL。


シャリはない。

ネタもない。

酢だけが強い。


だが――

なぜか。

体の奥で、

何かが噛み合う音がした。

キン。


遠くの闇の中。

ボロボロの世界の端っこで、

声が響く。

「ねえ!!」

「俺の出番はぁ?!?」

――

おにぎりマン、完全に忘れられていた。


第二部・本格始動…!!

※方向性は未定

※主人公も未定

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