第1話『二学期の出会い』
二学期、最初の登校日が来た。俺の名前は
「学校……か」
朝の6時10分、ベッドの上で時計を見つめる。学校に行ったとしても始まるのは自己紹介、二学期になって新しいクラスメイト、一学期のクラスメイトとは関わらずいつも通り一人で過ごしてきた。
その間も聞こえていた、ある女の子の噂。それが
向こうは女の子だし当然だけど、俺の顔は普通だ、至ってイケメンでも可愛い顔でもない。
髪も短い、特徴が俺にはない。
「早く行こう」
制服に着替えてから誰もいない家の中に行ってきますと声を出して家をあとにする、15階建てのアパートの10階が俺の家だ。エレベータに乗って1階に降りる。
学校の通学路を進むのは言いが回りにも同じ学校の生徒がいる。友達同士や恋人同士仲良くなったであろう数人が歩いてる。
まぁ俺はそう言う友達、いないから一人だけど。その人達を横目で見ながら通り過ぎていく。
学校に付いた後は始業式や長すぎる校長先生の話を聞き。そうやく教室でのひと息と思ってたのに回りが騒がしい、もう二年の教室で新しい友達が出来て喜んでる連中だろうと目を向けると。
「おい……あれ」
「ああ、あの子だよな」
他の男子生徒が軽いガッツポーズをしながら、とある一人の女子生徒を見ていた。
「なにかな?……?」
っ!?やばい目が合った、いや別にやばくはないけど俺なんかが関われる存在ではない。
「えっ……えーと、
一人の男子生徒がそうこの女子高生、
「ねぇ、君……」
なんで俺の前に
「聞いてる?……おーーーい!」
「なに……?」
回りの反応は見なくても分かる、俺に話しかける物好きなんて、いるはずがない。
「後でようがあるから……いいかな?放課後に」
「…………」
放課後に会う、この俺が
「そう言う訳だから、よろしく」
「ああ……うん」
手を差し伸べてくる普通に考えて握手だ、俺も普通に手を握り握手する。絶対に俺、このクラスの男子に殺される。
「はい、みんな席ついて!大好きな自己紹介始めるわよ」
教室の扉が開いて、女の先生が入ってくる。あの先生は
「じゃあ、誰から行こうかな?」
そして、一人一人と
「じゃあ、次は
俺は指定されたから、無言で立ち上がり喋る。
「
簡単にそして、必要最低限の情報開示で終わり俺は腰を下ろす。俺の性格を知ってる
俺が自己紹介を終えたから、残りは2人。一人は当然、
「私は
声が静かな白髪メガネの女の子だ、はぁとなんかめんどくさい見たいな雰囲気に見えるのは俺だけか?と思ってると先生が。
「
「ないです」
即答か今の時代、趣味なんていくらでもありそうだけどなYouTuberとか声優とか……まぁ夢もない、俺が言うのは変だな。
「先生、私も自己紹介していいですか?最後に選ぶのは何かの策ですか?」
席に腰を下ろした
「私は
胸を張って言った言葉、それが漫画家?たぶん俺だけではないはずだ、頭にクエスチョンマークが現れたのは。
「ありがとう、時陽さん《ときよう》じゃあ…………」
その後は普通の学校生活、ただクラスの男子達が話しているのが聞こえた『思ってた性格と違うな』こいつらはどんなのを想像してたのか、太陽ってぐらいだからもっと明るい人かと思ったのは俺もだけど。
キーンコーン!カーンコーン!
ようやくの学校から解放だ、帰りのHRが終わり続々と教室を出て行く。
「さて、俺も帰るか。GEOよるか?」
と鞄を背負って席を立とうとすると急に右手を捕まれた。
「待って!ストップ!、お座り!」
「俺は犬じゃないぞ」
俺の手を掴んだのは
「ごめん、忘れてた」
「いや、いいんだけどね。ただ普通に帰ろうとするから」
忘れたからな、久しぶりの授業で心も体もボロボロだ。
「えーと、じゃあ場所を変えよう!」
「了解」
「屋上にでも行くのか?」
「そうだけど……?」
首を傾げてるなんで屋上と聞いてもいいが、今はいいか。互いに口を開かずに屋上に向かう。
「ねぇ、なんか聞かないの?」
「聞いてほしいのか?」
「…………」
黙った……まぁいいか。屋上の扉を開けると風が吹く、気持ちいいな最近はあんまり屋上にくることはなかったから久し振りだな。
「君と……友達になりたいの」
「俺と?」
向こうを向いたまま、おもむろにそう言われた。友達に……俺が首を傾げると
「よろしくね、
「よろしく、時陽さん《ときよう》」
これが、俺と
今日が終わりを告げた。
クラスの太陽であるキミと月のボク ゆえりあ @Yueria16renren
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