最悪じゃない。最適だ

現代社会に「スキル」という概念が登場した場合に、社会、法律、金融などがどう扱っていくかを描いて行くサスペンスです。

主人公である灰谷は、まだまだ新しい概念であるスキルを、法整備の穴を突いて換金する仕事を始めた、元銀行員。クレバーで計算で動くけど、心の奥底では感情的な面もある男。

第一章は灰谷と因縁のある、都会型ヤクザ鰐淵との戦いがメインで進んでいきます。社会の各所に手を伸ばしている鰐淵に対し、スキルを担保に金を借りに来た債務者たちを味方に付けて対抗していきます。
社会構造をメインに据えており、スキル自体は隠し味的な使い方がされています。

ハラハラする展開が続いて行きます。サスドラとかが好きな方にお勧めです。