第11話
sideカナエ&牛頭、馬頭
「何かぁ〜臭くなぃ〜?」
牛頭が鼻をつまむ。
「く…瘴気…まさか!」
カナエが刀に手を掛ける。
「クソ魔族の臭いよぉ〜!見つけ次第ミンチにしてやるわぁ〜!」
牛頭が背中に背負った大斧を抜く。
「確かにこれは奴らの臭いだな、この濃い瘴気
上級魔族だったら俺達では荷が重いぞ。」
馬頭も背中に背負った大鎚を抜く。
開けた場所に出た。
中央に黒いモヤがかった物がある。
「最悪ね…ゲートがあるわ。
母上の退魔の結界石に何かあったようね。」
カナエが顔を顰める
「クソ魔族が!ミンチにしてやるから出てきやがれ!」
牛頭がブチギレ咆哮する。
「カナエ様この辺り一帯消し飛ばしますか?」
馬頭が静かにキレる。
ゲートから猿顔の異形の者が3匹現れる。
「キキッ!?ニンゲン!旨ソ…」
瞬間1匹の猿の首が飛んだ。
「クセェんだよ!エテ公が!死ねぇぇ!!」
牛頭の瞬速の一撃が何かをいう猿の首を胴体から切り飛ばす。
さらに回転しながら胴体、脚を大斧で切り飛ばした。
「ウギャピァ!?」
「「!?」」
「よそ見するなよ、テメェも地獄行きだ!」
首が飛んでバラバラになった仲間を見ていた猿の魔族が馬頭の振り下ろした大鎚で爆砕した。
馬頭の爆鎚の風圧で吹き飛んで来た最後の1匹も
カナエの剣技で粉々になる。
「秘剣、百花繚乱!」
百の斬撃が飛んで来た猿の魔族を粉々に切り裂いた。
さらにゲートから巨大な何かが出てくる。
豚の様な顔に禍々しい鎧を着ている5mはある巨躯の異形の者が現れた。
「何故ニンゲンと鬼がここに居ル?去ネ…」
「テメェがなぁ!!豚野郎!!」
牛頭の瞬速の一撃が異形の者の腹に直撃する。
「おまけだ、釣りは要らん!ぶっ潰れろ豚野郎!」
さらに馬頭の異形の者の頭上からの爆鎚。
「撃滅!秘剣、神薙ぎ!」
カナエの空を切り裂く斬撃波が異形の者に直撃する。
しかし牛頭の超斬撃と馬頭の爆鎚
カナエの斬撃波を食らっても傷一つ無い。
「クソが!この豚野郎中級魔族じゃねぇ!」
牛頭と馬頭が異形の者から距離を取る。
「カナエ様、コイツは俺達では手に負えません!
あのお方を呼んで下さい!」
馬頭がカナエの前に立ち守りを固める
「グッ!?」
しかし馬頭が一瞬で距離を詰めた豚の悪魔の爪で切り裂かれる
「クソ豚がぁぁ!グァッ…」
さらに背後から斬撃を食らわせた牛頭も一閃され吹き飛んだ。
カナエは直ぐに新たな式神を呼ぶ。
「おいでませ!狐神九尾様!」
牛頭と馬頭とは比べ物にならない神聖な光が当たりを包んだ。
10mはある9本の尻尾をもつ白い大狐が現れた。
白い大狐は顔を顰める。
『臭い…カナエよ妾を呼ぶとは余程の事か?』
「神狐様!上級魔族です!
私達では勝ち目がありませんでした…お力を…お貸しくださ…い…」
カナエが魔力を使い果たし倒れる。
神狐の尻尾の一つがカナエを優しく包み込む
「グ…カナエ様…。」
カナエの盾になって切り裂かれた馬頭も倒れた。
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