第5話

異世界の食事事情


「またねぇ〜ん!❤️」

「ではこれにて失礼します。」


母上の帰還命令で牛頭と馬頭は帰った。


「さぁご飯にしましょう。」

父上と兄上達は風呂へ行き、儂と母上、姉上はリビングへ


リビングには執事長セバスチャンと

メイド長リタ、ターニャ、マイムが朝飯の準備をしていた。


「おかえりなさいませ、まもなく朝食が出来ますよ。」


儂は大きな長テーブルに並べられた料理を見る。


米に味噌汁それに焼き魚に漬物…

何もかもが日の本とは違うと思っていたが食事だけは生前と変わらないのだ


米について屋敷の料理人トルテに聞いた事がある


「米や味噌、醤油等のカグラ食材はカナエ様がカグラから直接仕入れているのですよ。」


この国の主食パンやパスタも悪くは無いが

やはり日の本の者としては米がいいのぉ


しかも生前よりも米が美味い!あとこの赤い

焼き魚は何じゃ?美味すぎる!


しかし日の国カグラは本当に日の本に似ているのぅ

まだ見た事は無いが刀や着物もあるそうじゃ

服は少し窮屈だし甚平が欲しいのぅ

刀はまぁ…好きじゃが刀があると戦に巻き込まれそうじゃ…

今世はスローライフを謳歌したいしのぅ


などと考えているとベルベット姉上から

「カイルもお米が好きね!ワタシも大好き!」


「はい、やはりこのモチモチした食感が好きですね。」


「だよね!でもお米もカグラの食材も凄く高いからまだ村の皆は食べれないの。

今はお祭りの時におにぎりが食べれる位なの。」


離乳食からほぼ毎日米を食べていたが貴重品だったのか

生前も米には神様が宿ると言われてたしのぅ

一粒も残さずに大事いただこう!


「ごはん!ごはん!肉はー?」

「僕は魚と漬物がいい。」


父上と兄上達もリビングに来て食事を始める。


思ったが食事は各々とる事が多いのぅ

この世界は家族揃っていただきますの文化は無いようじゃ

妻、子に孫達それに家臣達と揃っていただきますして

飯を食うたのが懐かしいわい

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