第6話スライムさん強すぎです

 私(ハム☆star)は、今日も『emuemuoh!』にログイン。

 

 場所は最初の町。

 ログインと同時、スライムのみなさんが姿を現わしました。

 

「よーし、今日もスライムさんたちと一緒にレベリングといきしょう!」


 スライムのみんなが、「ラジャー!」と言わんばかりに例の声を一斉に上げました。


「でも、どうしましょうか。そろそろこの辺りのモンスターを狩っても、経験値が入りにくくなってきちゃいましたし。ここは一つ、今日はいつもとは別の狩場にしてみしょうかね」

 場所は、『最初の町』から少し進んだ湖フィールドにしましょう。

「それじゃ、そうと決まれば早速いきましょう。スライムさんたち、私についてきてください!」

 スライムのみんなが元気な声で返事をしてくれてから、私についてきてくれた――


――移動中。遭遇した雑魚モンスターを狩りながら、湖フィールドに到着。


「よし、着きましたね」


 どこかに手頃なモンスターはいませんかね。

 キョロキョロと、モンスターがいないか見回してみました。


「あ、いました。あれはレッドホークですね」


 全身を赤い羽毛で覆われている鷹の見た目をしたモンスター。

 それが空中でバサバサッと翼を羽ばたかせています。

 レッドホークのレベルは15と表記されていますね。

 

「う~ん、私たちよりもちょっとレベルが5高いですね。まあでも、弱いモンスターばかりと戦っていても歯ごたえがありませんからね。ここは試しにあのレッドホークに挑んでみましょう」


 でも、用心のために慎重に立ち回りましょう。

 もし勝てそうになかったら、逃げるのも考えます。

 ここで死んでしまうのも嫌ですからね。

 

 あ、そういえばこの前、スライムさんたちが『合体』というのを覚えたんですよね。

 この技を使えば、もしかしたら簡単に倒せるかな?

 えーい、やっちゃいましょう!


「スライムさんたち『合体』しちゃいましょう!」


 「ラジャー」と言わんばかりに、いつもの明るい調子で返事をしてくれたスライムさんたち。

 そのスライムさんたちが、一匹ずつ融合するようにくっつき合ってまさしく合体しました。

 一匹のスライムの身長が私の膝下くらいだとしたら、今の状態の慎重は私の首くらいでしょうか。横幅も大人の人五人分くらいはあるでしょうか。

 まさしくビッグスライムですね。


「それじゃビッグスライムさん、ますはあのレッドホークに『粘液吐き』しちゃってください!」


 ビッグスライムさんが口からビシャッと、どろどろの粘液を吐きかけました。

 それが見事レッドホークに命中。

 空中を舞っていたレッドホークは、粘液に絡まったことで、上手く飛べなくなってしまったようで、地面に落下。身動きが取りづらそうに地面でもがいています。

 どうやら飛んでいるモンスターに『粘液吐き』をすると、こうなるようですね。

 

 ここから更に畳みかけていきしょう。


「更に通常攻撃の体当たりアタックをお願いします!」


 ボカンって感じにビッグスライムさんが粘液状の腕でレッドホークを殴る。

 それで与えたダメージ量は……なんとまさかの250! 

 

 仮にレベル10の通常スライムさんがいたとして。

 その子が与えるダメージ量は10になります。

 これはレベルが一つ上がるごとに攻撃力が1上がる仕様だからです。

 なのでスライムのレベル×1で攻撃力10となり、それが5匹分だから更に10×5となって50ダメージの計算。

 そこに『合体』のステータス上昇効果が付与されたことで、おそらく攻撃力が5倍されたということでしょう。

 この場合、攻撃力が10×5されたということかな。

 そうすると50×スライム五匹で250になるということですね。


「ビッグスライムさんになるとこんな破格のダメージを出せるんですね! ビッグスライムさんすごいです!」


「ボンボーボー!」と大きな声でビッグスライムさんが返事してくれしました。


ふふふ、なんだか頼もしいですね。

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廃課金女VRゲーマーですが、ヌルゲー過ぎるので不遇ジョブのテイマーになります! せい太 @koketsutarou2

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