第十八話

朝起きたら奏多も隣で目を開けていた。「おはよ。」「あぁ、...今十一時だ。」「そう。じゃあ、なんか食べよう。」「おう。」起き上がり台所に移動する。昨日の残りを温めゆっくり食べる。「高山に行く前にお参り行こうぜ。」「いいね、お参り。行こ。」お皿をそのままにして、席を立つ。

麗し高山を使わなくなったとき、○神と△神から町を守るため世使星(よつぼし)神社を作った。世使星神社は町の中央にあり、町のどこからでもたどり着ける。世使星神社は町の約三分の一の面積をしめている。神社がでかければでかいほど、結界やらが強いらしい。だけど、山は結界が弱く、ほとんど効果がないので行くのはお勧めされない。町は守られてるが山は神様の物。学校でも山に行くのは危険とほぼ毎年言われる。肝試しに山に行こうと冗談する若者もいるので、最近は山に入れないようにフェンスを立てようなんて話しも広がっている。

伊奈子叔母さんに『今日も奏多と一緒にいるよ。明日には帰るから。心配しないで。』と送った。僕の回りの人はあの日をきっかけに心配性になった。だからいちいち状況を確認したり、何かをやる前に許可を取らないといけない。心配する理由はわかる。でもいつまでも監視してくるのは気が引ける。「準備できたか?」「うん、行こう。」

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