第三話

「おはよう!テスト楽しみだね!」教室に飛び込み元気に声を上げた。

「声でけぇな。テストなんて楽しみにするの惇ぐらいだぜ?」

ソウタ

友達の奏多は座ったまま振り返り呆れた声で答えた。

「そんなわけないでしょ!テストが好きな人いっぱい居るよ!」カバンを机に起きながら顔を膨らませた。

「あーハイハイ。今回も学年一よろしく。」奏多は笑いながら拳を軽く当ててきた。僕も「からかわないでよ!」と怒りながらも笑った。

そこで先生が入ってきて一二時間か始まる。

一二時間目の国語が終わってから先生が言う。

「はい、今日は皆さんがご存じの通りテストがあります。机を離して相手のテスト用紙が見えないようにしてください。では、テストを始めます。」

かく生徒にテスト用紙が渡され、テストが始まった。教室は静かさに包まれる。ホワイトボードには残り時間が表示されていた。もちろんなんの問題もなく三十分を切る前すらすらと解いた。四十分もテストに時間がほんとに必要?まぁ、普通はそんなものなのかな。寝たいところだけど、優等生(なのか正直分かんないけど)キャラで通してるから、課題を取り出し宿題に取りかかる。もくもくと課題をやり、終わり、次の課題をとり、やり、終わりを繰り返す。

...終わっちゃった。課題をやるどころか来週のぶんまでやってしまった。チラッとホワイトボードに視線を上げる。一分前。

「はい。もう終わった人は提出して休み時間に入っていいですよ。」やっとだ。席から立ち、一番乗りでテストを提出した。廊下に出て、屋上に向かう。

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